▲河井さん
河井:イギリスという外国で、日本との生活習慣の違いを実感したり、逆に意外と日本と変わらない面もあるなとホッとしたり、いろいろなことを感じました。ホームステイをして、地元の人と直に話して、ホンモノの外国に触れることで、「こういう世界もある」と知りました。それは視野が広がったということかもしれません。終わってみると1か月は短くて、もう一度、もっと長い期間、行きたくなりました。

▲小林さん
小林:イギリス人だけでなく、いろいろな民族の人たちと出会って、すごく刺激を受けました。たとえば、自分と同じように勉強しに来ている人たちに「帰ったら、どうするんだい」と質問されてドキッとしました。この留学に参加した意味や、自分の大学生活の送り方を真剣に考えるきっかけになりました。実はこれまで大学を、就職予備校的な感じで捉えていたので、「これでいいのか」と思い始めたんです。答えはすぐには見つからないけど、この経験を無駄にしたくないと強く感じています。

TIPS [ソーシャルアシスタント]
現地の学生3人が私たちのサポートについてくれた。授業中だけでなく、週末のエクスカーション(遠足)にも同行。年令も近くて話しやすいし、彼らと積極的に話すことは、ヒアリングやスピーキングの力を高めるためにも、イギリスの若者文化を垣間見るうえでもプラスに。

▲安原さん
安原:私はいままで、英語が大の苦手だったのですが、英語を使って暮らしている人たちに接して、「英語がこういうふうに生きているんだ」というのがわかり、英語というものが身近に感じられるようになりました。
 また、研修の間に「あなたはどうしたいの?」と言われることがよくあって、私は人間としてどういう考えをもって、どんなふうに生きていくのか、そういうことをものすごく考えさせられました。自分の意見を主張することの大切さ、同時に言い方や振る舞い方も含めて、自分というものをしっかりもたなければいけない、ということに気づきました。

▲角北さん
角北:海外でホームステイすることは、小学生の頃からの夢でした。今回、やっと夢がかなったことに本当に感謝しています。素晴らしいホストファミリーに出会えたし、友だちもたくさんできました。
 英語が大好きで、自分なりに準備もして行ったつもりだったのに、向こうに着いたばかりのときは、全然聞き取れないし、思うように話せなくて、すごいショックを受けました。でもそのおかげで、自分に足りない部分と、何をするべきかがみえてきたので、よかったと思います。
 帰ってきてからも英語の勉強を続けています。その一番の原動力は、向こうでできた友だちともっと話したいという思いです。彼らにもう一度会いに行くのが、いま、一番の目標です。

▲奥野さん

奥野:海外に行ったのは初めてでした。見るもの、聞くもの、すべてがほんとに「Everything is new!」。向こうでは私のほうが外国人なのに変ですけど(笑)、「まわりはみんな外国の人」。それだけで、私にはとても新鮮でした。自分の世界観が変わったというか、新しいものを吸収できて、すごくよかったと思っています。外国人恐怖症も少し克服。以前より自然に接することができるようになった気がします。
 授業のスタイルは日本とはまったくちがっていて、討論会や、プレゼンテーションの機会がすごく多かったので、とても楽しく英語を学べました。

TIPS [事前授業]
出発の2カ月前から、計6回の事前授業が実施された。初対面のときの挨拶など、すぐに使える英語の基本フレーズをしっかり身につけて出発に備える。現地で想定される危険やその回避など、心構えについてのレクチャーもあった。

 

小林 夏休みに、明らかに人とちがうことをするわけですから、人とはちがったものを得られると思う。まず「参加してみよう」と思うこと自体が変化の始まりだと僕は思います。何を得ようとか、これに気をつけよう、ではなくて、失敗することさえも糧になる。「結局、何もできなかった」と思ったとしても、何もできなかった後悔がきっと、その先の自分の行動を変えると思います。

河井 日本とはちがう、ゆったりとした環境で過ごすと頭も心も解き放たれる感じがします。感覚的なものですけれども、目の前がパッとひらける感じです。  それと、留学のチャンスを手にしたら、簡単な会話でいいから、自分の使える表現をしっかり頭に叩き込んでおくことが大切。私も行く前は「これが役に立つの?」と半信半疑だったけど、現地ですごく役立ちました。

安原 英語に苦手意識のある人でも、絶対に行ってみる価値ありです。私は、英語は勉強の1科目ではなくて、コミュニケーションの手段なんだと気づきました。  また、コミュニケーションの手法について学んだことは本当に貴重でした。目を見て話すことの大切さや資料をどう使うかということ。それは使う言語に関係なく、自分が伝えたいことをいかに伝えるかという点で、役に立つことばかりでした。 「留学した」といっても「1カ月」と言うと、よく馬鹿にされます(笑)。でも、今回、私は胸を張って「留学した」と言える。そのくらい大切なものをたくさん学んだから。

TIPS [ホストファミリー]
〇家族同然に接してくださって楽しい1カ月。別れるときは涙、涙…でした。
〇快適だったけど、「家族同然」には程遠い下宿人待遇。これにはちょっと物足りなさも。
〇おとなしい一人暮らしの女性だったので、毎日、自ら話題づくり。四苦八苦したけど、これも勉強。
〇親切な女性とペット1匹の家にステイ。週末にはいろんな国の人が集まるホームパーティ。とても刺激的でした。
〇会話が途切れない楽しいホストマザー。イギリスの風土や文化について、いっぱい教わりました。


角北:私は、この大学で、このプログラムに出会えました。このチャンスをぜひ、たくさんの人たちにも活かしてほしいと思います。海外に住んで、現地の人と友だちになって、つきあいを深めてこそ見えてくるものがあります。旅行では絶対に味わえない発見と驚きの連続。そのなかで成長していく自分を感じられました。私は世界観が変わるぐらいの衝撃を受けたので、自分のなかで変化を求めている人、何か新しい発見をしてみようという気持ちがちょっとでもある人には、絶対に行ってみてほしいです。

奥野:私は、英語が得意なわけでもなかったし、留学して英語が格段に上達したわけでもありません。でも、なんとなく、コミュニケーションのとり方を知った感じがします。それが大事だと思います。自分の言いたいことを、どう表現するか考える。別の言い回しを探すことも一つ。あきらめずに、何か自分のできる方法で伝える、ということができるようになりました。使える英語を学べるという意味では、すごくいいプログラムです。