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オープンキャンパス
 造形工学課程 1年生 一般入試前期合格
学内風景   こんにちは。今日は暑い中お越し頂きありがとうございます。今年度造形工学課程に入学した1回生の者です。
  造形工学課程では1回生の後期から、建築と意匠の2つのコースからいずれかを選択するのですが、僕は意匠コースを選択しようと思っています。 意匠、別の言葉でいえばデザインです。
  皆さんの中には、この課程に入るには生まれ持った独特のセンスや感覚、一般的な勉強とはまた違った特別な勉強が必要であり、 持っているものが何も無い状態でこの課程に入って大丈夫なのか?と思う方々もいらっしゃるかもしれません。僕はそんな状態でこの課程に入りましたが、 正直約4ヶ月しか大学生活をしていない僕がこの疑問に解答することはできません。この疑問は僕も受験する前に思っていました。今でも思っています。 そんな疑問があったにも関わらずどうしてこの課程を受験したのか?その疑問には答えることができます。その理由は、自分の夢を叶える手助けをしてくれる課程だと思ったからです。 僕の夢は伝え助けることです。僕は普遍的な人生観、価値観から見れば取るに足らない人生を歩んできました。しかしそんな人間でも些細な一言でありがとうと言ってもらえることを知った時がありました。 その時から僕の夢はこれです。幸せとは言えないこれまでの人生だったからこそ、知ること、感じることができたことがあり、それを生きる上で何かの壁にぶち当たった人に伝えることで、 その人を助けることができるようになるのが僕の夢です。TV、インターネット、新聞、会話、書物・・・、何かを伝えるための媒体が無数にあるこの世の中で、自分はデザインという形で何かを伝えよう、 そのために必要な知識や技術を学べる場所が、日本の国公立大学ではこの造形工学課程しか無いと思った。それが何も無い状態でもあまり迷うことなく受験できた理由です。
学内風景   皆さんに一つ聞きたいことがあります。皆さんはなぜ大学を受験するのでしょうか?それが普通だからでしょうか?周りの友達がみんな受験するからでしょうか? はっきり言えば、大学に行かなくても生きていけます。僕の友達にも中卒や高卒で社会にでて、生きている人はたくさんいます。そんな世の中で、皆さんはなぜ大学を受験するのでしょうか? 違ったらすみませんが、やりたいことができるようになるための知識や技術を得るためではないでしょうか?もしそうなら、皆さんに一番考えてほしいことは、 大学生活を終えた後の進化した自分の姿、大学生活を終えた自分が一体どういう姿でありたいか?ということです。就職率、大学のランク、周りの期待、 虚栄心、遠慮・・・、たくさんの要素が受験生を悩ませる受験期ですが、それを一番に考えるべきで、考えてほしいと僕は思います。
  そろそろ時間ですね。もし僕のこの発表で、皆さんに何か少しでも有益で得るものがあったならば、それほど嬉しいことは他にありません。
  最後に、オープンキャンパスのこのような場で言うべきことでは無いかもしれませんが、僕は皆さんが無事に受験を乗り越えるということよりも、 無事に夢を叶えられることを願っております。最後までご清聴ありがとうございました。


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