こんにちは、私も前に話した彼と同じく、造形工学課程の1回生です。私はAO合格生なので、まずは私がAO入試を受験した時のことについて話したいと思います。
私が工繊大のAO入試を受けようと思ったのは、高3の夏のことです。受験勉強の追い上げの為にも本気で目標とする志望校の欲しかった私は、両親に建築で有名な大学を訪ねた際に初めて「京都工芸繊維大学」という大学の名前を聞き、一体どんな大学なのか知るために、夏のオープンキャンパスに参加しました。実際に大学を見て、
また工繊大に通う先輩と話して、私はすっかり工繊大に夢中になりました。京都の大学に通うことへの憧れもありましたし、何より自然の多さと学内の暖かい雰囲気にとても落ち着くものを感じたからです。
工繊大に心惹かれ色々調べるうちに私は、工繊大への受験を真剣に考えるようになりました。そのとき私が出会ったのが、ダビンチ入試でした。ダビンチ入試とは工繊大が行なっているAO入試のことで、意見文や小論文を書いたり、大学の授業体験のような内容の試験を受けたりするユニークな入試です。学力だけでは推し量れない人間性を見て貰えそうだと思った私は、このダビンチ入試に興味を持ち、出願することを決めました。
再来週にAO入試を控えた方も今日ここに居らっしゃるかもしれないので、去年の今頃の私がどうしていたかを思い出してみたのですが、確かこの頃の私は、緊張しすぎて逆に受験勉強に打ち込むことでAOのことを考えないようにしていた覚えがあります。試験当日も、試験会場に入った途端、講義室いっぱいに座るライバルたちを見て怖くなり、鞄だけ席に置いてすぐ外に逃げてしまうくらい緊張していました。
でも実際に試験が始まったときには緊張なんて吹き飛んでいて、特に私は二次試験で模擬講義を受けたりグループディスカッションをしたりしたのですが、興味のある分野について話を聞いたり考えたりすることは実際の大学の教育を受けているみたいで楽しく、終わった時には「結果がどうだろうとこの試験を受けてよかった」「もし駄目でも一般入試は工繊大を受けよう」と思えるほどでした。
結果私はこうして無事に合格したわけですが、入学してみると惜しくもAOでは残念な結果に終わった受験者が大勢一般入試で合格していましたし、私にとってAO入試は、合否にかかわらず工繊大を志望する気持ちの支えになってくれる良い経験でした。
さて、大学生活というと高校生の皆さんにはまだピンと来ないかもしれないので、私が大学で取り組んでいることについてもお話したいと思います。
私は今、兵庫県の芦屋市から2時間かけて登校しています。もちろん友達の多くは大学の近くに下宿していますし、私もたまに課題で忙しいときは大学に泊まり込んで作業したりしていますが、どうしてもと志望して入った大学なので遠くから通う価値はあると思っています。特に私は京都の大学に通うことに憧れがあったので、京都の伝統や文化に関する授業やイベントに率先して参加しています。
これまでは伝統工芸の展示会に行ったり長唄や紋についての講義を受けたりしましたし、今後は藍染などのワークショップにも参加したいと思っています。まだあまり達成出来ていないことですが、せっかく京都で学ぶからには京都の街をひとりで案内できるくらいに知り尽くしたいなと夢見ています。
他にも、私はサークルやクラブには参加していないのですが、生協学生委員会という委員会で活動をしています。これは高校で言えば生徒会のようなもので、学生の為の活動、例えば今日のオープンキャンパスならキャンパスツアーや学生相談会などの企画を行っています。高校の時から行事の実行委員などの仕事をするのが好きだったのもあって、高校より自由度の高い仕事内容は時に大変ですが素敵な先輩にも恵まれて、毎日がとても充実しています。
そろそろ時間なので、私の話はここまでです。私や先に話した彼のように、夢をもって学ぶ学生にとって、ここ工繊大はとても理想的な学び舎だと私は思います。ここにいる皆さんが来年の春、受験を越えて自分の夢への一歩を踏み出しに松ヶ崎へやってくるのを待っています。どうか全力を尽くして、悔いのない毎日を過ごしてください! ご清聴ありがとうございました!
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