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世界中で展開されてきたゲノム計画に見られるように、生命科学と物質科学の境界はますます低くなってきています。生命体・生物の物質的な基盤とその働きのしくみが日々明らかにされ、生命科学の研究成果の工学的展開、物質科学研究への生命科学的視点の導入および生命科学研究における物質科学的方法論の駆使が今日の重要な課題になっています。このような背景の下、この学域は、生命科学・物質科学いずれかの基盤を中心に学習しながら、もう一方の視点も十分に身に付けた人材の養成を担います。
この学域は、生物科学・農学を基盤とする応用生物学課程と、化学・工学を基盤とする応用化学系の3つの課程(生体分子工学、高分子機能工学、物質工学)から構成されています。
ここでは、1年次および2年次において、自然科学(化学・物理学・生物学・数学・情報など)の基盤(実験を含む)を共通して履修し、広く自然科学の基礎知識を身につけます。
応用生物学課程では入学時から課程への分属を行い、上記に加えてフィールド系実習科目の履修を開始しますが、化学系の3課程では、学域共通教育において培った専門指向性と各自の進路設計に基づき、2年次において3つの課程のいずれかを選択し、専門性の深化を図ります。
いずれの課程でも、4年次には各研究室において少人数指導の下、高度な最先端の研究の一端を卒業研究として実践することにより、研究技術者として必須の素養を涵養します。 |