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デザイン経営工学とは、デザイン、経営、工学という人間活動の3つの主要分野を有機的に結びつけることにより、地球環境や社会と調和のとれた「人工物(製品、施設、社会システム、環境など)」を構想企画(デザイン)し、その具現化のプロセスを管理運営(マネジメント)する技術です。
高度に成熟した現代社会においては、環境・エコロジー問題、資源エネルギー問題、社会の成熟化、情報化、国際化など、地球規模の21世紀型課題が顕在化し、ものづくりや生活環境づくりなどの新しい方向性が問われています。これらの諸課題を視野に入れた新しいものづくりや生活環境づくりなどは、つくる側の視点のみならず、それを利用する生活者、社会、文化の視点を交えた調和のとれたアプローチが求められます。そのためには、「人工物」のあり方を問いながら、技術、製品や空間の開発など革新的なコンセプトを生み出す必要があります。これを実現するためには、企画・生産・流通・販売などに携わる内外の関係者への提案、関連技術の結合、そして、コーディネーションなどのそれぞれの具現化過程に積極的に参画する必要があり、そのための幅広い視野と専門性を身に付けなければなりません。
本専攻は、21世紀型諸課題を視野に入れた「人工物」の構想企画を中核として、情報技術、材料などにかかわる工学分野、色彩や環境心理・生理などの生活科学分野、製品や空間などのデザイン分野、さらに市場や社会、産業構造に関わる経営経済分野を、それぞれ統合し、新しい総合領域としてのデザイン経営工学を教育研究する場であります。
本専攻では、工学分野を中心に視野の広い基礎知識、並びに、デザイン能力やマネジメント能力を修得し、さらに工学、デザイン、経営それぞれに特化した高度で専門的な能力を修得するようカリキュラムが構成されています。 |