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京都工芸繊維大学は、開学以来、百有余年の長きにわたり、京都の文化と伝統を育む一翼を担い、地域の産業と深く関わるとともに、学問の発展に寄与し、新しい科学技術の開拓に努めてまいりました。その間、幾多の気鋭な人材を輩出し、彼等、彼女達が、本学の期待に応え、京都をはじめ全国各地において、あるいは国際的な舞台において輝かしく活躍しておりますことを大きな誇りとするものです。
本学は、平成16年4月、法人格が付与されて国立大学法人となり、本学の長い歴史に新たなページを刻むことになりました。同年11月には、法人として今後歩むべき道標を「大学理念」として策定し、自主自律の精神のもと、魅力ある大学づくりに一層まい進することを宣言しました。
平成18年4月には、抜本的な組織改編を行い、従来の2学部を再編統合して工芸科学部とし、これまでの2学部7学科を1学部3学域10課程に再編し、また大学院工芸科学研究科博士前期課程を9専攻から12専攻に改編しました。さらに、平成22年4月には、同博士前期課程に「バイオベースマテリアル学専攻」を設置し、平成24年4月には同専攻の博士後期課程を設置しました。
しかしながら、多様化し激しく変化する社会にあって、広く各界各層とより密接な連携協力を図り、社会の負託に的確に応えうる大学づくりは、決して容易ではありません。もとより、大学の本旨は、人づくりにあります。このことは、法人化によっていささかも変わるものではなく、わが国の将来を考えるとき、むしろその重要性が一層増しているといえます。
本学教職員各人は、第二期中期目標期間(平成22年度~27年度)の開始を契機に、たゆまぬ努力を傾注し、飽くなき情熱をもって有為な人材を育て、特色ある教育研究を一層力強く推進し、もってこれまで先達が築いてこられた確乎たる地歩を守り、さらにこれを高めていきたいと強く念願しております。そのためには、より柔軟で機動的な教育研究活動を支える財政基盤の確立が不可欠です。
このため、本学は、京都工芸繊維大学基金を創設してこれに備えることとし、学内外に広くご厚志を募っております。
なにとぞ、本趣意をご理解いただき、引き続きご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 |
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