感謝状の贈呈式を挙行しました

本学は平成26年12月12日、松ヶ崎キャンパスにおいて警備員として永年勤務された才本 治氏の退職に伴い、感謝状の贈呈式を挙行しました。

贈呈式は古山正雄学長をはじめ、江島義道前学長・理事・関係者等の列席のもと、才本氏の人柄を反映した明るく和気あいあいとした雰囲気の中行われ、学長から感謝状の贈呈があり、その後才本氏の永年にわたるご功労への謝辞を述べられました。

才本氏は、警備員として平成8年4月より本学中央門衛所にて勤務され、以来、本学の環境保全に尽力されたばかりでなく、近隣住民や登下校中の子供たちへの安全にも配慮するなど、気配りとその人柄により多くの方々から厚い信頼を受けました。

平成24年秋、大学中央門沿いに植えられたイチョウの落ち葉を掃除していた際、落ち葉を使ってハート形や星形を地面に描いたところ、通りかかった学生たちによって、「カワイイ!」「見た人をなごませる」「おちゃめな守衛さん」などとツィッターで次々発信されました。今では中国でも知られるなど国を超えて話題の警備員さんとなり、新聞社の取材も受けられました。以来、毎年落ち葉の季節になると、才本氏の『作品』を楽しみにするファンも多くなりました。

贈呈式では「警備員として、京都工芸繊維大学の学生や教職員だけでなく、業者さんや地域の人たち、たくさんの人と出会えて話ができ、仕事が楽しかった。」と述べられ、業務最終日も笑顔で仕事を遂行し、惜しまれつつ大学を後にされました。

  • 挨拶を述べる才本氏挨拶を述べる才本氏
  • 記念撮影の様子記念撮影の様子