本学がエコ大学ランキングで最高評価を獲得しました

平成27年1月30日(金)、JICA地球ひろば(東京)で開催された第6回エコ大学ランキング表彰式において、本学が表彰されました。

「エコ大学ランキング」はエコ・リーグが毎年夏期に全国の大学を対象に実施する「大学における環境対策等に関する全国調査」に基づき、各大学の環境対策の取り組み状況を評価するものです。今回146校が調査に回答しました。本学は、「廃棄物・資源循環」、「環境人材育成・研究」、「環境マネジメント・USR」の3つの部門で最高評価(5つ星)を獲得するなど高い評価を得ました。また、総合部門でも最高評価を獲得し、「5つ星エコ大学」に選ばれました。なお、総合部門で最高評価を獲得した大学は本学を含めて全国で6校でした。本学は、昨年度も4位に入賞するなど、エコに関する取組が高く評価されています。

今回の具体的な評価ポイントとして、下記の点が挙げられます。

■ペーパーレス化進め紙使用量を継続的に削減
本学は事務業務で使用するコピー用紙の削減、古紙の再利用に積極的に取り組んでおります。また、学生に配布するシラバスやレジュメ、学内会議で使用する資料などのペーパーレス化を進めております。この結果、2013年度は前年度比で約6%削減を達成しました。また、この他にも廃棄物の削減やリサイクルに継続的に取り組んでおり、2013年に京都市から「ごみ減量・3R活動優良事業所」に認定されております。

■地域に根ざすサステイナブル・キャンパス
本学は2003年に当時全国の理工系大学としては初めて全学でISO14001を取得し、その後も継続して大学の環境マネジメントに取り組んで参りました。法令遵守の徹底や省エネルギー・温室効果ガスの削減目標の達成はもちろんのこと、市民向け公開講座や子供向け理科教室などの機会を提供し、大学の資源の地域還元に取り組んで参りました。また、本学は小規模大学ながら専門部署となるEMS(環境マネジメントシステム)事務局を設置し、環境・安全報告書の作成・公開や市民とのコミュニケーション機会の創出など、地域の防災拠点を目指して積極的に市民の方々とコミュニケーションを図っております。今後はこれまでに構築してきたエコキャンパスの実績の上に、「サステイナブル・キャンパス」というより広い活動への展開を目指して参ります。

  • 柄谷 肇教授のプレゼンテーションの様子柄谷 肇教授のプレゼンテーションの様子
  • 本学出席者本学出席者
  • 受賞楯受賞楯