KIT男女共同参画推進センター 女性研究者研究活動支援事業 総括セミナーを開催

平成27年3月3日、60周年記念館にてKIT男女共同参画推進センター 女性研究者研究活動支援事業 総括セミナーを開催しました。

このセミナーは、平成24年度に採択された文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」における本学の3年間の取り組みを振り返り、今後の継続とさらなる推進に向けて開催したものです。

古山正雄学長からの開会の挨拶の後、文部科学省 科学技術・学術政策局の片岡洋人材政策課長より、「研究環境のダイバーシティ実現に向けて」と題した基調講演が行われ、男女共同参画推進に関する国内外のデータや、国・文部科学省の取り組みと成果などのお話がありました。続いて、森迫清貴KIT男女共同参画推進センター長より、研究支援員制度の利用状況や意識啓発活動・女性教員限定公募の実施など、3年間の取り組みの具体的な報告がありました。

その後、実際に研究支援員制度を利用した物質工学部門 吉田裕美准教授、建築学部門 清水重敦准教授、言語・文化部門 竹井智子准教授の3名の研究者から、支援内容や研究成果の報告がありました。そして、独立行政法人科学技術振興機構 山村康子プログラム主管から目標達成に向けての取り組みや今後の継続についての講評があり、本学学長補佐 大柴小枝子教授からの閉会挨拶ののち、セミナーは終了しました。

参加者からは、「実質的な研究支援員制度の内容を3名の素晴らしい研究者の方々から伺うことができ、大変参考になった。」・「大学機構改革と合わせての改革が非常に参考になった。」・「プログラムが戦略的でよく考えられていると思った。今後も支援員制度を続けてほしい。」などの意見がきかれ、大変有意義なセミナーとなりました。

  • 開会挨拶を行う古山学長開会挨拶を行う古山学長
  • 基調講演を行う片岡文部科学省人材政策課長基調講演を行う片岡文部科学省人材政策課長
  • 取組報告を行う森迫センター長取組報告を行う森迫センター長
  • 講評を行う山村科学技術振興機構プログラム主管講評を行う山村科学技術振興機構
    プログラム主管