グローバルコモンズのオープニングセレモニー及び内覧会を開催しました

平成27年4月15日、本学附属図書館にてグローバルコモンズのオープニングセレモニーおよび内覧会を開催しました。

本学は平成26年度、文部科学省による「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択されました。この事業は平成35年度まで10年間にわたり継続され、その成果として従来から行われてきた国際交流を越えて、大学の教育研究環境そのもののグローバル化を達成することを目指しています。その一環として、平成27年4月1日に附属図書館にグローバルコモンズが設置されました。

グローバルコモンズにおいては、外国人留学生と日本人学生が同じテーブルを囲み、互いの文化や言語を教え合ったり、一つのテーマに対して意見を交わしたり共同で作業に挑むなど、まさにグローバル社会の縮図的環境で学習活動を行うことができます。また、グローバルな社会に足を踏み出す準備となる語学学習の環境も整っています。

オープニングセレモニーの挨拶では、古山正雄学長から本学スーパーグローバル事業全体を俯瞰する中でのグローバルコモンズの位置付けについて述べられた他、大谷芳夫附属図書館長からは附属図書館を基点とした本学の国際化への期待が述べられました。その後、古山学長・大谷附属図書館長・森本一成スーパーグローバル大学推進拠点長によるテープカットが行われました。最後に行われた内覧会では、異なる言語を相互に教え合うパートナー募集のための掲示板や、語学学習に関する相談に応じるコンシェルジュの紹介、また、会話クラスで使用できる学習スペースの紹介が行われました。

今後、附属図書館がグローバルコモンズの整備をきっかけとして国際交流が活発に行われる魅力的な場として機能し、本事業が目指す社会への「TECH LEADER」の輩出や、「ASIAN HUB」の形成を担っていくことが期待されます。

  • テープカットの様子テープカットの様子
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