防災訓練および環境マネジメントシステムの教育研修を実施しました

本学は平成27年4月23日、「環境安全教育デー」において防災訓練等を実施しました。

本学は「環境安全マインド」をもつ人材の育成を目指し、環境安全教育に関する学内事業実施日として「環境安全教育デー」を設定しており、今年も松ヶ崎キャンパスにて防災訓練と環境マネジメントシステム(EMS)の教育研修を実施しました。

午前に行われた防災訓練は、学内の施設設備等に精通していない学部新入生に有事の際の初動対応や安全な避難行動を習熟させることを目的とし、防災教育と大規模地震を想定した避難訓練が実施され、約350名が参加しました。防災教育はセンターホールにて行われ、京都市環境政策局北部環境共生センター 西尾元喜氏による「京都市における一般廃棄物の減量と紙分別の取組について」と題した講演の後、本学教員3名による東日本大震災復興支援プロジェクト事業紹介と、京都市消防局左京消防署 松田伸也氏から「地震・火災発生時の行動特性について」と題した講演が行われました。その後、京都市内に震度6弱の地震が発生したとの想定のもと、地震発生時の初動対応および避難訓練が実施されました。新入生は誘導員の指示に従って速やかに避難場所であるグラウンドに避難し、安否情報収集等が行われました。

午後からは、京都大学倫理学教育研究センター長 水谷雅彦氏からの「研究倫理と研究公正:その現状と大学教育」と題した特別講演の後、EMS教育研修として、実験系サイトの学部4回生及び修士1回生等を対象としたEMS実験系サイト研修(安全衛生教育を兼ねる)や、非実験系サイトの学部4回生を対象としたEMS非実験系サイト研修が行われ、約950名が参加しました。

1日をとおして多岐にわたる有益な環境安全教育活動が行われ、学生の「環境安全マインド」を高めるきっかけとなりました。

  • 京都市環境政策局北部環境共生センター 西尾氏の講演の様子京都市環境政策局北部環境共生センター
    西尾氏の講演の様子
  • 京都市消防局左京消防署 松田氏の講演の様子京都市消防局左京消防署 
    松田氏の講演の様子
  • 京都大学倫理学教育研究センター長 水谷氏の講演の様子京都大学倫理学教育研究センター長 
    水谷氏の講演の様子
  • 避難先のグラウンドでの安否確認の様子避難先のグラウンドでの安否確認の様子