パワーエレクトロニクスに関する国際シンポジウムを開催しました

本学は平成27年8月28日(金)、パワーエレクトロニクスに関する国際シンポジウムを開催しました。パワーエレクトロニクスは電力消費を効率化する電子技術で、炊飯器やエアコンから新幹線まで、電力を消費する機器の省エネに大きく貢献しています。

近年、半導体技術の発達によりパワーエレクトロニクスはさらに発展し、一層の省エネが実現できると期待されています。本学では、グリーンイノベーションの一環として5つの国家プロジェクトの支援を受けながら、パワーエレクトロニクスの研究を重点的に進めています。

今回のシンポジウムでは、現在のパワーエレクトロニクスの中心となっているIGBTという電子素子を発明したスタンフォード大学教授のジム プラマー氏から、これからのパワーエレクトロニクスの展望について基調講演があった後、ボストン大学教授のディミトリス パブリディス氏・台湾の国立交通大学教授のエドワード チャン氏・レンセラー工科大学教授のT.ポール チョウ氏の3名より、最新のパワーエレクトロニクス素子について講演がありました。

講演会には企業や産学連携機関を中心に82名の参加者があり、講演後には活発な質疑応答がなされるなど、盛況をみせました。

ジム プラマー氏の講演の様子 ディミトリス パブリディス氏の講演の様子
ジム プラマー氏の講演の様子 ディミトリス パブリディス氏の講演の様子
エドワード チャン氏の講演の様子 T.ポール チョウ氏の講演の様子
エドワード チャン氏の講演の様子

T.ポール チョウ氏の講演の様子

会場の様子
会場の様子