KIT男女共同参画推進センター第9回セミナー「未来を創る理系のキャリアデザイン2015」を開催しました

本学は平成27年10月21日(水)、60周年記念館2階大セミナー室にてKIT男女共同参画推進センター第9回セミナーを開催しました。このセミナーは、本学で平成22年度より実施している「男女共同参画社会を実現するための教育プログラム」との共同企画によるものです。理系の仕事やキャリアアップ、将来設計について、企業や研究機関等で活躍されている方を講師として招き、実経験を伺いました。

大谷芳夫センター長の開会挨拶に続き、デザイナーフーズ株式会社代表取締役社長の丹羽真清氏より、「研究と挑戦―未来を創る、自分を生かす―」と題した講演がありました。メーカー勤務から独立し、会社を設立、食品や野菜の研究開発・商品開発・企画提案を行いながら経験してこられた働き方・生き方の工夫や、生かし方について伺いました。

次に「企業のグローバル“人財”育成とキャリアデザイン」と題して、株式会社堀場製作所理事の野崎治子氏から講演がありました。企業の人事部門において、グローバルな人財育成、社員教育の仕組みづくりを担当されてきた経験とご自身のキャリアヒストリー、キャリアデザインの指針についてお話がありました。

最後に、本学分子化学系 亀井加恵子教授より、「男女共同参画社会を実現するための教育プログラム」を代表して閉会の挨拶があり、セミナーは終了しました。セミナー終了後には意見交換会も行われ、講師と研究や仕事、キャリア形成などについて語り合い、交流を深めました。

参加者アンケートでは、約85%の人が「参考になった」と答え、「女性の働き方から人生設計まで応用できる貴重な話が聞けて大変ためになった。」・「実際に成果を出されている方々の話、言葉には重みがあった。」・「自分の仕事・生活に重ねて考える大変良い機会になった。」など多数の感想が寄せられました。

  • 丹羽氏の講演の様子丹羽氏の講演の様子
  • 野崎氏の講演の様子野崎氏の講演の様子
  • セミナーの様子セミナーの様子