学術論文投稿推進セミナーを開催しました

平成28年4月4日(月)、15号館N105講義室にて、学術論文投稿推進セミナーを開催しました。

これは、本学が導入している、科学論文出版社であるエルゼビア社の学術論文データーベース「Scoupus」並びに研究分析ツールである「Scival」の効果的な使い方を学びながら、戦略的な研究の促進に役立てるべく、企画したものです。

当日は、森肇研究担当理事の開会挨拶の後、エルゼビア・ジャパンでソリューションコンサルタントを務める高橋昭治氏から「アクセプトされやすい英語論文とは?~出版社の立場から~」を、同じくシニア・ソリューションコンサルタントを務める福成洋氏から「研究力の測り方/伸ばし方」をテーマに、それぞれ講演いただきました。

高橋氏からは、出版社の立場からの視点による、効率的な文献収集、適切なジャーナル選択、論文の構造、論文投稿後のプロセス、発表論文の追跡、出版倫理等を多岐にわたり講演いただきました。

次に、福成氏からはScivalを活用した研究戦略の立て方や、国別比較を例にした研究力の測り方を解説いただきました。そのうえで、本学の分野別の強みを分析紹介いただき、最後に今後の研究力の伸ばし方について講演いただきました。

セミナーには、本学教員のみならず、博士後期課程の学生を始めとする若手研究者らが多数聴講し、予定した100名程度の会場では立ち見が出るなど、盛況のうちに終了しました。

  • 開会の挨拶をする森研究担当理事開会の挨拶をする森研究担当理事
  • 説明会場の様子説明会場の様子