京都工芸繊維大学 ダビンチ(AO)入試

京都工芸繊維大学 ダビンチ(AO)入試 資質・能力・意欲+基礎学力の総合評価

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過去の選考内容 平成29年度

本ページでは平成29年度のダビンチ(AO)入試で行われた第1次選考および最終選考について紹介しています。

第1次選考

募集区分 全募集区分
10月29日(土)AM 講義・レポート作成 [ 詳細]
【課程・系に対応する学域ごとに実施】
生命物質科学域
設計工学域
造形科学域
ねらい 科学技術に対する基礎知識、数理能力、語学力、理解力、問題解決能力、論理的思考能力、文章表現能力をみる。
要約
生命物質科学域

“「燃料電池」 − 環境負荷の少ない次世代のエネルギー源 − ”をタイトルとし、燃料電池はエネルギーを取り出す際に二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー源であること、そのエネルギー効率の求め方、そして電池材料と効率の関係について講義した(50分)。その後、講義の理解度を測る試験(90分)を行った。講義の際に配布した資料にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。

講義内容
(1) 燃料電池誕生の歴史的背景について
(2) 環境負荷における化石燃料と燃料電池の差について
(3) 水の電気分解と燃料電池の原理について
(4) 化学の視点に基づく燃料電池の効率について
(5) 材料科学の視点に基づく燃料電池の効率について

要約
設計工学域

「コンピュータの進化と集積回路技術」というタイトルで、コンピュータの性能向上に関し、ハードウエアの技術開発に絞って、講義(50分)を行い、それを受けて講義の理解度を測る試験(90分)を行った。講義の際に配布した資料にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。

講義内容
(1) コンピュータの進化について。特に新旧コンピュータの性能比較。
(2) 電子回路の動作原理について。
(3) 電子回路の信号の伝わり方について。特に遅延時間の計算方法。
(4) 回路の微細化と集積化について。特にスケーリング則とムーアの経験則。

要約
造形科学域

「日本の風景の構造と表現」という題目の講義(50分)を行い、それを受けて講義内容の理解度を測る試験(90分)を課した。講義の際に配布した資料にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。

講義内容
日本の風景が地形的にどのような特徴をもつかを解説した上で、それが誘発する風景へのまなざしのあり方を示し、一方で地形そのものに数学的、幾何学的な構造があることを示した。合わせて京都の原型となった平安京が、古代中国からもたらされた風水思想にしたがって作られていることを解説した。そしてそれらの潜在的な原理が、絵画、工芸、建築、庭園などの伝統的な造形作品の表現にどのように反映されているかを例示した。一見ばらばらな印象を受ける造形作品にも日本の風土の独自性が、はっきりと刻印されていることを理解させる内容とした。

10月29日(土)PM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 目的意識、学ぶ意欲、読解力、語学力、論理的思考能力、文章表現能力、創造力、適性をみる。
要約 下村寅太郎『レオナルド・ダ・ヴィンチ』勁草書房(1961)を読み、漢字の書き取り、文意把握、文章表現力、ならびに論理的思考力を問う問題を課した。さらに文章を理解したうえで、本学のシンボルマークが示している「科学と芸術の融合」について,具体例を挙げて論述する問題を課した。

※過去問については、本学ホームページ/過去の入学試験問題をご参照ください。

応用生物学課程 最終選考

11月26日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 論理的思考能力、問題分析能力、表現力をみる。
要約 3つの課題を提示し、レポートを作成させた。これらから論理的思考能力、問題分析能力、表現力を総合的に評価した。
課題Ⅰでは、ヒトが物体を握って持ち上げる動作の発達過程についての英文を提示し、発達のプロセスについて説明させた。また、大人と発達途上にある子供の対象物認識能力の違いについて和訳させた。
課題Ⅱでは、「科学上における権威の価値と弊害」についてのエッセイを提示し、国語力を基礎として、記述内容とその解釈について論述させた。
課題Ⅲでは、昆虫を中心とするバイオミメティクスに関する文章を提示し、いくつかの生物素材から、それらの応用例を推測させた。また、バイオミメティクスを産業化する上での問題点について論述させた。
11月26日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 説明能力、理解力をみる。
要約 生物学に関する基礎的な質問を行い、理解力と説明能力を評価した。(面接時間は1人15分程度。)

応用化学系 最終選考 (生体分子応用化学課程/高分子機能工学課程/物質工学課程)

11月26日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 理数系の基礎学力を前提として、現象に対する観察力、課題適応能力、問題解決能力、論理的思考能力、創造性をみる。また、自然科学に対する興味・関心、自然・人間・社会への関心や洞察力をみる。
要約 課題は全3問から成り、高校で学習した理科、数学、英語の基礎学力に基づいて解答できるものである。課題Ⅰは有機化学に関連する課題とした。課題には、有機化合物の構造に関する測定データを与え、データの解析方法に関する参考資料に基づいて化合物の構造を推定させる課題などを加えた。これにより、有機化学に関連する基礎学力に加え、読解力、論理的思考力、課題適応能力などを併せて評価した。課題Ⅱでは、燃焼反応や水の三態に関する文章(英文、和文の両方で構成)を題材として、一般化学の基礎学力、読解力(日本語、英語)、論理的思考力を評価した。また、実験内容を予想させる課題を与えることにより、創造性、問題解決能力、創意工夫する力なども評価した。課題Ⅲでは熱気球を題材に、化学および物理の基礎知識に基づく計算式の展開、与えられたデータをもとにしたグラフ作成などを課題にした。化学や物理の知識と現実の事例との対応を問い、科学に対する広い関心を評価した。計算式の展開では、課題文をもとに論理的に計算式を導けるように課題が設定されており、化学と物理の基礎学力に加え、論理的思考能力、数式処理能力などを評価した。グラフの作図問題では、グラフの書き方も評価に加えることで、作画能力、課題適応能力、創意工夫する力なども評価した。
11月26日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 基礎学力、目的意識、自主性、適性などをみる。
要約 志望理由、基礎学力(化学、物理)に関する面接試験を行い、コミュニケーション能力や学習意欲を含めた能力を評価した。(時間は1人あたり15分(交代時間を含む)。)

電子システム工学課程 最終選考

11月26日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 課題内容の問題分析力、論理的思考によって結論を導く能力、その過程と結論を的確に表現する能力をみる。
要約 現代の生活に欠かすことのできないエレクトロニクスを支える半導体とそのデバイスについて理解するため、半導体のバンド構造という概念についてわかりやすく解説した。すでに高校で学んだことがらで半導体の最も重要な性質である電気伝導特性を調べられることを説明しその演習を実施した。また、バンド構造をデバイス動作という視点で理解するための演習を実施した。さらに、もっとも身近な半導体デバイスである発光素子(LED)と太陽電池についてその構造を解説し、関連する演習を実施した。
提出された解答を通して、講義の理解力と問題分析力、論理的思考によって結論を導く能力、その過程と結論を的確に表現する能力について評価した。講義と課題解答時間を合わせて、約2時間とした。
11月26日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 自己の考えを説明する能力、質問に対する理解力、論理的思考能力、発想の斬新性、理数系の基礎学力などをみる。
要約 フレミングの左手の法則など電子システム工学に関連する基本的キーワードを複数提示し、その中から一つを選んで、数分間で説明する課題を課した。説明では、ホワイトボードを使って図を描くことを求め、理数系の基礎学力、理解力、説明能力等を評価した。面接時間は1人当たり約15分とした。

情報工学課程 最終選考

11月26日(土)AM 講義・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 講義内容の理解および結論の導出過程から、基礎学力、論理的に思考する能力や考えを的確に表現する能力をみる。
要約 機械学習の一種である強化学習についての講述した後、レポート課題を提示して総合的な理解力と表現能力を見た。最初に、強化学習で用いられる基本的なエージェントの動作と、その動作に基づいてモデル化される問題について講述した。次に、この問題に対する解、すなわちエージェントの最適な行動を学習するための方法について講述した。これらの講義内容を包括するレポート課題を提示し、これに対する解答を求めた。これにより、講義内容の理解力、数学や国語に関する基礎学力、論理的に思考する能力、講義内容をベースとした応用力、考えを的確に表現する能力を評価した。(9時30分から12時00分まで)
11月26日(土)PM 課題提示・グループディスカッション [ 詳細]
ねらい 提示された課題の中から問題点と解決策を見いだす能力をみる。さらに、集団の中で他人の意見を理解し、協調して意見をまとめ上げる能力をみる。
要約 適切な情報提示の実現を目的として,ショッピングモールの案内板の設計についてグループ毎に議論を行った。まず、情報工学におけるインタフェースの重要性とその心理学的・経験則的知見について説明を行った。その後、グループ毎に案内板の設計について議論を行い、それに基づいて実物大のモックアップを作成した。さらに、それを用いて、設計指針や案内板の効果についてグループ単位で発表を行った。案内板設計・モックアップ作成・発表における、リーダーシップの発揮、他者の意見に対する理解力、各自の発想力およびその表現能力、議論とりまとめへの協力姿勢、および発表能力に関して評価した。さらに、議論と発表時の質疑のまとめを報告書として作成してもらい、その内容についても評価した。なお、成績評価に関しては、グループ間での議論内容の差違が受験生個人の評価に影響しないように配慮した。(13時00分から17時00分まで)

機械工学課程 最終選考

11月26日(土)AM・PM 課題提示・プレゼンテーション [ 詳細]
ねらい 自らの力で観て、考えて、創造し、それを表現する力の素養をみる。
要約 問題は2問からなり、1問目は、産業革命における蒸気機関の開発の経緯を概説し、蒸気機関の性能が実用的レベルにまで向上するきっかけとなった,ウィルキンソンの開発した工作機械(平凡社『工作機化の歴史』)の構成図を示し、その工作機械の構造や機能等を説明させるとともに、その必要理由等について考察させた。また、2問目は、超電導リニアやハイパーループに関わる設問であり、それらが我々の生活にもたらす変化を説明させるとともに、単純化したハイパーループのモデルにより、基本的な動作原理を考察させた。
一般プログラムでは回答をOHPシートにまとめさせて、プレゼンテーションおよび質疑応答を行い、機構を考える力、創造し表現する力を評価した。
地域創生Tech Programではプレゼンテーションに替えて、解答用紙に記述させることで評価した。
11月26日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 論理的思考能力、創造力、チャレンジ精神、数学、物理、英語等の基礎学力をみる。
要約 自己紹介と基礎学力についての質疑応答を通じて、論理的思考力、創造力、チャレンジ精神、数学、物理、英語等の基礎学力を評価した。
(面接時間は1人15分程度。)

デザイン経営工学課程 最終選考

11月26日(土)AM・PM 課題提示・プレゼンテーション [ 詳細]
ねらい 課題に対する問題分析能力、構想力、創造力、プレゼンテーションの表現力、説得力などをみる。
要約 午前に「食事を楽しくする、これまでにない食器を提案しなさい」という課題を提示し、その課題を達成するため、A1ケント紙上に説明図、図面や文章によるプレゼンテーション用資料を作成させた(時間:3時間)。
午後には、午前に作成した資料を使って、受験者全員の前で、プレゼンテーションと質疑応答を行った(時間:1人あたり約10分;質疑含む)。
11月27日(日)AM グループディスカッション [ 詳細]
ねらい 問題分析能力およびディスカッションにおける表現力、説得力、リーダーシップ、協調性などをみる。
要約 英語と日本語で行われた、3R(リデュース、リユーズ、リサイクル)についての講義を受講した(時間:30分)。その後、2つのグループに分かれ、グループメンバーの持ち物を用いて、「リユーズ」の、使用状況のシナリオを含めたアイデアをディスカッションし、そのアイデアを他のグループに発表した(時間:90分)。その後、他のクループのアイデアの評価や改善点などをグループでディスカッションし、その内容をまとめ口頭で発表した(時間:40分)。
11月27日(日)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 基礎学力、目的意識、自主性、適性などをみる。
要約 志望理由、勉学の方向性、学習意欲や将来の展望に関する質問などを行った(時間:1人あたり約12分)。

デザイン・建築学課程 最終選考

11月26日(土)AM 講義・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 講義内容の理解力、整理分析能力、論理的思考能力、日本語表現能力をみる。
要約 アメリカと日本における公共広告の発達過程を歴史的に追いながら,コミュニケーション・メディアを介して社会に流布する「公共」的なメッセージが時代ごとに役割を変えてきたことを紹介し,現在も身近に存在する公共広告が投げかける意味を考える内容の講義を行った。
はじめに,第二次大戦中に国民の危機意識や共通認識を促し社会的機能を果たした公共広告のアメリカでの事例を紹介した。日本については主に公共広告機構(現,ACジャパン)の代表的な広告表現を時代ごとに例示し,高度経済成長期以降,社会が直面した「環境」「資源」「福祉」「教育」などの様々な問題を公共広告が如何にして捉え,メッセージとして発信したのかを概説した。また,1990年代以降,公共的視点を有する民間企業の商品・企業広告が登場したことに触れ,「公共広告」の独自性が問われている現状を説明した。
以上の説明をまとめさせた上で,これからの「公共広告」の役割について独自の考えを述べさせた。
11月26日(土)PM 課題提示・グループディスカッション [ 詳細]
ねらい 意欲、適性、プレゼンテーション能力、独創性をみる。
要約

グループディスカッションの課題として、災害時の被害および、災害後の避難生活について説明した。

その内容を踏まえた上で、(1) 災害を減らすにはどのようなことが考えられるか、(2) 災害後、普通の生活を取り戻すためにはどのような支援や活動が考えられるかなど、地震国日本として身近な問題について全員で議論させた。

(受験生一人当たりの平均的な発話時間は、一人当たりの合計でおおよそ10分程度。)

地域創生 Tech Program 最終選考

11月26日(土)AM 課題提示・レポート作成① [ 詳細]
ねらい 志望する課程・系に応じた専門基礎力などをみる。
要約 各課程・系の午前のプログラムと同じ内容を実施した。(一部、実施時間の関係で全く同じ内容ではない課程がある。詳細は、各課程・系の午前に実施したプログラムの要約を参照。)
11月26日(土)PM 課題提示・レポート作成② [ 詳細]
ねらい 地域社会等の課題に対する理解力、分析力、提案力などをみる。
要約 別紙のレポートを課した。(全課程・系共通、解答時間90分)