京都工芸繊維大学 ダビンチ(AO)入試

京都工芸繊維大学 ダビンチ(AO)入試 資質・能力・意欲+基礎学力の総合評価

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過去の選考内容 平成30年度

本ページでは平成30年度のダビンチ(AO)入試で行われた第1次選考および最終選考について紹介しています。

第1次選考

募集区分 全募集区分
11月3日(金・祝)AM 講義・レポート作成 [ 詳細]
【課程・系に対応する学域ごとに実施】
応用生物学域
物質・材料科学域
設計工学域
デザイン科学域
ねらい 科学技術に対する基礎知識、数理能力、語学力、理解力、問題解決能力、論理的思考能力、文章表現能力をみる。
要約
応用生物学域
「動物の形づくりのメカニズム」ー胚の前と後、背と腹はどのようにして決まるかーを表題 とし、動物の初期発生においてその形が作られていくメカニズムについて、ショウジョウバエの前後軸が決定される機構、カエルの背腹軸が決定される機構を例にして講義した(50分)。

  • 講義内容の主なポイント:
  • (1) ショウジョウバエの前後軸形成に必要な遺伝子の発見
  • (2) それらの遺伝子の発現調節
  • (3) ホメオティック遺伝子の発見と機能
  • (4) カエルの前後軸決定因子の発見
  • (5) その前後軸の決定に必要なシグナル伝達機構

講義終了後、講義した内容の理解度をはかる試験(90分)を行った。講義の際に配布した資料に自由にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。

要約
物質・材料科学域
スマートフォンの高度な機能を実現するために必要な科学技術についての講義(50分)を行った。特に、液晶ディスレプレイ用の透明電極、強化ガラス、バックライト、マルチタッチ、外装を取り上げ、その特性とその機能発現原理について述べた。その後、講義の理解度を測る試験(90分)を行った。講義の際に配布した資料にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。
要約
設計工学域
「デジタルコンピュータのしくみ」というタイトルで、デジタルコンピュータのしくみ並びにアルゴリズムに関し、主にソフトウェアの観点から、講義(50分)を行い、それを受けて講義の理解度を測る試験(90分)を行った。講義の際に配布した資料にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。

  • 講義内容
  • (1) デジタルコンピュータとは
    ・デジタルコンピュータの基本構成
    ・10進数と2進数
  • (2) AD変換(アナログデジタル変換)
    ・サンプリング周波数
    ・量子化誤差

    (3) アルゴリズム
    ・ソートアルゴリズム

要約
デザイン科学域
「デザインの役割」という題目の講義(50分)を行い、それを受けて講義内容の理解度などを測る試験(90分)を行った。講義の際に配布した資料にメモをとり、それを試験に持ち込むことを可とした。

講義内容
<デザイン(design)の語源から始め、デザインは形状だけを考えることではないこと、その形状も技術進歩などから変化することを説明した。そのうえで、経済成長やグローバル化、情報化の進展などから環境が変化し、デザインに求められる役割が拡大し、より顧客価値の提供が重要になっていることを、顧客価値の意味を含めて解説した。顧客価値を提供するためには、形状を考えるだけでなく、顧客価値を提供する仕組みもデザインする必要があることも示した。これらのことを、事例をまじえて、講義した。

11月3日(金・祝)PM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 目的意識、学ぶ意欲、読解力、語学力、論理的思考能力、文章表現能力、創造力、適性をみる。
要約 湯川秀樹「科学とは何か」(1965年):『科学者のこころ』(朝日新聞社、1977年)所収 を読み、文章理解、文章表現力ならびに語彙、論理的思考力を問う問題を課した。さらに文章を理解したうえで、筆者の言葉「科学の進歩が技術におよぼす影響」について、具体例とともに科学と技術の関係についての記述を課した。

※過去問については、本学ホームページ/過去の入学試験問題をご参照ください。

応用生物学課程 最終選考

12月2日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 論理的思考能力、問題分析能力、表現力をみる。
要約 3つの課題を提示し、レポートを作成させた。これらから論理的思考能力、問題分析能力、表現力を総合的に評価した。
課題1では、細胞の基本構造の理解を試すとともに、観察のための固定溶液の作り方について数字を挙げて説明させた。また、細胞の模式図を描かせ、特徴から細胞の役割と細胞小器官の機能を論述させた。
課題2では、絶滅危惧生物の野生復帰と生物を育む農法に関する文章を提示し、記述内容とその解釈について論述させた。さらに発展させ、自らの考えを表現する力も試した。
課題3では、食料問題を解決する方策としての昆虫食に関する英文を提示し、英文理解力だけでなく、数字を分析、論理的に解釈する能力および解釈を適切に表現する能力を試した。
12月2日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 説明能力、理解力をみる。
要約 生物学に関する基礎的な質問を行い、理解力と説明能力を評価した。(面接時間は1人15分程度。)

応用化学課程 最終選考

12月2日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 理数系の基礎学力を前提として、現象に対する観察力、課題適応能力、問題解決能力、論理的思考能力、創造性をみる。また、自然科学に対する興味・関心、自然・人間・社会への関心や洞察力をみる。
要約 課題は全3問から成り、高校で学習した理科、数学、英語の基礎学力に基づいて解答できるものである。
課題Ⅰは、電気陰性度の差と平均値を用いた作図によって原子間の結合状態を予測する方法を資料として示した。それに基づき、未知化合物の原子結合状態と化学的特性を推測させることによって、資料読解力、論理的思考能力、問題解決能力を評価した。作図から見出した規則性を、文章で説明する課題も加え、現象に対する観察力・洞察力、創造性もあわせて評価した。
課題Ⅱは、物理化学に関連する課題とした。課題には、気液平衡に関する物理化学的な基礎知識を問う問題に加え、グラフからのデータの読み取り、さらには、作図により連続蒸留を考察するといった発展的な問題も与えた。これにより、物理化学に関連する基礎学力に加え、データの解析力や論理的思考力なども評価した。
課題Ⅲでは、空気とガラスの界面の光の進み方を紹介した英語の教科書を題材に、英文の和訳と式の導出を課題とした。高校までの理科、数学、英語の基礎学力で解答できるよう配慮し、適宜注意書きを加えた。英文和訳では、本文の内容の理解度を確認するとともに、課題適応能力を評価した。式の導出では問題解決能力、論理的思考能力を評価した。
12月2日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 基礎学力、目的意識、自主性、適性などをみる。
要約 志望動機の他、化学と物理に関する基礎的な質問を行い、基礎学力、意欲、論理性などを含めた能力を評価した。(面接時間は1人15分程度。)

電子システム工学課程 最終選考

12月2日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 課題内容の問題分析力、論理的思考によって結論を導く能力、その過程と結論を的確に表現する能力をみる。
要約 エネルギーと電気、および電磁気学を題材とした模擬講義を実施し、これまでに高校物理で学んできたことや、おそらく聞くのは初めてのような少し高度な電磁気学現象を分かりやすく解説した。それぞれ公式化されたものとして学習している電場、磁場、仕事、エネルギーの関係性を、その本質から理解し直し、それにより得た知識を自らのツールとして用い、問題を解決する能力を試験した。
模擬講義を聞いたうえで演習課題を行い、これまでに学習してきた知識を問うことはもちろん、講義に対する理解力、問題の分析能力、論理的な思考力を評価した。講義と課題解答時間を合わせて、約2時間半とした。
12月2日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 自己の考えを説明する能力、質問に対する理解力、論理的思考能力、発想の斬新性、理数系の基礎学力などをみる。
要約 身の回りのエレクトロニクス機器を題材とし、それらに関係するエレクトロニクス技術やデバイスとしての機能を一つ選択して、数分間でプレゼンテーションする課題を課した。上記の「ねらい」に記載されている能力に加え、日頃どの程度エレクトロニクスに興味を抱いているかを評価した。面接時間は1人当たり約15分間とした。

情報工学課程 最終選考

12月2日(土)AM 講義・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 講義内容の理解および結論の導出過程から、基礎学力、論理的に思考する能力や考えを的確に表現する能力をみる。
要約 データベースについて講述した後、レポート課題を提示して総合的な理解力と表現能力を見た。
最初に、関係データベースの基本概念について講述し、次に、キーについて講述した。その後、関係データベースの構成要素である表の正規化について講述した。これらの講義内容を包括するレポート課題を提示し、これに対する解答を求めた。これにより、講義内容の理解力、数学や国語に関する基礎学力、論理的に思考する能力、講義内容をベースとした応用力、考えを的確に表現する能力を評価した。(9時30分から12時00分まで)
12月2日(土)PM 課題提示・グループディスカッション [ 詳細]
ねらい 提示された課題の中から問題点と解決策を見いだす能力をみる。さらに、集団の中で他人の意見を理解し、協調して意見をまとめ上げる能力をみる。
要約 人工知能(AI)が普及することによって生じる問題点についてグループ毎に議論を行った。
まず、AIが人間に危害を加える可能性について述べ、AIが普及することによって生じる問題について説明を行った。その後、グループ毎にAIの普及に伴う問題を考え、その問題に対処するルール・原則について議論を行い、その結果をグループごとにまとめて発表した。議論におけるリーダーシップの発揮、他者の意見に対する理解力、各自の発想力およびその表現能力、議論とりまとめへの協力姿勢、および発表能力に関して評価した。さらに、議論と発表時の質疑のまとめを報告書として作成してもらい、その内容についても評価した。なお、成績評価に関しては、グループ間での議論内容の差違が受験生個人の評価に影響しないように配慮した。(13時00分から17時00分まで)

機械工学課程 最終選考

12月2日(土)AM・PM 課題提示・プレゼンテーション [ 詳細]
ねらい 自らの力で観て、考えて、創造し、それを表現する力の素養をみる。
要約 課題は2問から構成されていた。第1問は、独自の着想により考案した機械式硬貨計数機について、種類が異なる硬貨の仕分け方法および計数方法について説明するものであった。第2問は、既存の新幹線車両および現在導入が進められている超電導磁気浮上式列車の走行原理を説明するとともに、比較・検討を通じてそれぞれの優位性および問題点を説明するものであった。
一般プログラム(一般)では、解答をOHPシートにまとめさせてプレゼンテーションおよび質疑応答を行い、新たな機構を発案する創造力および現実的な製品に係る理解力について評価した。一般プログラム(グローバル)および地域創生Tech Programでは、プレゼンテーションに替えて、解答をレポート用紙に記述させて評価した。
12月2日(土)PM 面接 [ 詳細]
ねらい 論理的思考能力、創造力、チャレンジ精神、数学、物理、英語等の基礎学力をみる。
要約 機械工学を志望する理由や英語、数学、物理に対する基本的な質問に対する回答より、論理的思考能力やチャレンジ精神および機械工学に対する適性を評価した。
(面接時間は1人15分程度。)(一般プログラムのみ)

デザイン・建築学課程 最終選考

12月2日(土)AM 講義・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 講義内容の理解力、整理分析能力、論理的思考能力、日本語表現能力をみる。
要約 伝統技術と現代技術は、深く考察することで両者の間に関係性を築くことが出来るという主旨で、伝統的な技術の例として日本の伝統的な五重塔の構造、現代の最先端技術の例として東京スカイツリーの耐震構造について講義した。
五重塔については、心柱と塔体の歴史的意味と、それによってもたらされた構造の特徴について講義した。東京スカイツリーについては、現代の地震対策技術の特徴と、東京スカイツリーに用いられた五重塔からヒントを得た制震システムの特徴について講義した。
最後に課題として、五重塔と東京スカイツリーそれぞれの構造について、講義内容を纏めさせた。
12月2日(土)PM 課題提示・グループディスカッション [ 詳細]
ねらい 問題分析力、プレゼンテーション能力、独創性、意欲、リーダーシップ、協調性をみる。
要約 「環境と人間」をテーマに、A・B二種類の課題とし、A課題の部屋とB課題の部屋の両方でディスカッションを行い、両課題の結果を総合して判定した。
A課題では、1970年代にアメリカで計画された、都市空間におけるプラスチックの木の植樹を紹介し、その計画の功罪について、①環境世界における自然と人工のあるべき関係、②その関係についての、人々の感じ方の時代的な変化、③環境世界における人間の役割について、全体ディスカッションを展開した。
受験生の一人当たりの発言回数は、2~3回となるように調整した。
B課題では、技術の進歩にともなって生活環境を変えて行っていることに関して、私たちの生活環境をどうすればよいと考えるのか、そして、それを広めるための標語をグループで議論し、協力しあって作るという課題を課した。この課題に対して、グループディスカッションを行い、グループで考えた標語の発表とその説明をさせた。

一般プログラム【グローバル】 最終選考

12月2日(土)AM 課題提示・レポート作成 [ 詳細]
ねらい 志望する課程に応じた専門基礎力などをみる。
要約 各課程の午前のプログラムと同じ内容を実施した。(一部、実施時間の関係で全く同じ内容ではない課程がある。詳細は、各課程の午前に実施したプログラムの要約を参照。)
12月2日(土)PM 英語スピーキング・ライティング [ 詳細]
ねらい 英語運用能力をみる。

地域創生 Tech Program 最終選考

12月2日(土)AM 課題提示・レポート作成① [ 詳細]
ねらい 志望する課程に応じた専門基礎力などをみる。
要約 各課程の午前のプログラムと同じ内容を実施した。(一部、実施時間の関係で全く同じ内容ではない課程がある。詳細は、各課程の午前に実施したプログラムの要約を参照。)
12月2日(土)PM 課題提示・レポート作成② [ 詳細]
ねらい 地域社会等の課題に対する理解力、分析力、提案力などをみる。
要約 別紙のレポートを課した。(全課程共通、解答時間90分)