環境科学センター 第20回公開講演会 - 緑の地球と共に生きる -

日 時 平成26年6月20日(金)13:30~17:00
場 所 京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 西部構内 大学センターホール

(※キャンパスマップをご覧ください)

概 要 ポスター

開会の挨拶

森迫 清貴(京都工芸繊維大学副学長)

1.「環境性能の高いLED 照明の現状と課題」

森本 一成(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授)

【要旨】:発光ダイオードLED(Light Emitting Diode)は高発光効率、低消費電力、長寿命といった特性を有し環境性能の高い照明具としての期待が大きい。このため住宅や公共施設などの様々な場面において蛍光ランプや白熱電球の代わりとしてLED照明の供給が加速している。また、LEDは振動に強い、小型? 薄型化が容易、調色? 調光を自在にできるといった特徴もあり、各種表示装置、携帯電話や薄型テレビのバックライト、交通信号機の灯器などへの利用も急速に進んでいる。
本講演ではこうしたLED照明の製品事例や導入事例等を紹介し、LED開発の現状と課題について述べる。

2.「土からみた地球環境問題」

藤嶽 暢英(神戸大学大学院農学研究科教授)

【要旨】:温暖化,砂漠化,塩害,酸性雨などの地球規模の環境問題はいずれも我々の足下にある土壌と極めて密接に関係している。例えば温室効果ガスである大気中CO2濃度の上昇は植物による光合成(炭素固定)を活発にすることが抑止力のひとつとして挙げられているが,植物に固定される炭素の3倍もの炭素が実は土壌に存在する。したがって,緑を増やすことも必要であるが,土壌に蓄積された炭素がCO2として放出されないようにすることはより重要な課題である。
本講演では「土ってなんだろう」という基本解説から「環境問題と土の意外な関わり」へと幅広く解説する。

閉会の挨拶

柄谷 肇(京都工芸繊維大学環境科学センター長)

 詳細はこちら(PDF:806KB)をご覧下さい。

嵯峨キャンパス学道会館でも講演会に参加できます。
講演を中継:質疑応答にも参加可能
 嵯峨キャンパス 京都市右京区嵯峨一本木町
 会場についての連絡先 Tel. 075-861-0714
参加方法 申込み不要 入場無料
問合せ先 京都工芸繊維大学 施設マネジメント課施設企画係

Tel: 075-724-7083

主 催 京都工芸繊維大学環境科学センター
http://environ.kit.ac.jp/