五感 GOKAN ~ a genuine multi-sensory

今、この瞬間にも命を終える人がいて、命を授かる人がいる。

福島や沖縄や世界中のあちらこちらに悲しみを抱えた人がいる。

ものが見えて、聞こえて、触れて、味わえて、香りがわかることは幸せだ。

都会の当たり前の日常のなかでは、そんなことすら気がつかないことも多い。

何か一つ足りなくても、ほとんどの感覚が失われても、全部失われても、

人は生きなければならない。

感覚を呼び覚まそう。

白夜祭の市中の山居で。?

京都工芸繊維大学大学院教授

澤田 美恵子


表紙

? ■ 開 催 ■

八人展 ふれる

日 時 平成26年10月1日(水)-10月11日(土) 11:00-19:00
場 所 D-lab.アネックス(ににぎ) アクセスについてはこちらをご覧下さい
主 催 京都工芸繊維大学 澤田美恵子研究室
協 力 GALLERY器館
同時開催 「伝統の虫」vol.7 -にちよう堂-

ECO Shirts Movement Vol.13
アノヒカラ・ジェネレーション 東日本大震災と東北の若者

ECO Shirts Movementは、2009年度から2011年度まで文部科学省の支援のもとに行ってきた「文化芸術都市京都の文化遺産の保存・活性化を支える人材育成プログラムの開発・実施」のなかで、東日本大震災以後に生まれたものである。ものを大切にしない大量生産大量消費の生活を見直し、次世代の子どもたちに美しい地球を残す目的のもと、日本の風土で育まれた伝統文化を継承した新しいライフスタイルをECO Shirts Movementから提案しています。

今年度はNuit Blanche Kyoto 2014の関連イベントとして『アノヒカラ・ジェネレーション 東日本大震災と東北の若者』という東北の若者へのインタビューを1年かけてまとめ、このたび幻冬舎から出版した笠原伊織氏と写真を担当した門馬太一郎氏を迎え、 東日本大震災以後の世界で、どのような芸術やライフスタイルを提案するべきかを話し合います。また、「祈り」をテーマに桜富寿佐氏の日本舞踊もお楽しみ下さい。

※このイベントは、「教職員と学生による東日本大震災復興支援プロジェクト」の一環です。

Nuit Blanche Kyoto 2014 ~パリ白夜祭への架け橋~ 現代アートと過ごす夜(外部サイト)
今年の白夜祭のテーマは「現代アート×伝統工芸」、五感を使い四季を楽しむ日本の文化が世界でも見直されています。京都の街中がアートで彩られます。

日 時 平成26年10月4日(土)
会 場 D-lab.アネックス(ににぎ) アクセスについてはこちらをご覧下さい
司 会 京都工芸繊維大学教授 澤田美恵子
プログラム
19時~20時 桜富寿佐氏「祈り」日本舞踊、長唄、三味線
20時~22時 Discussion“ART after March 11th,2011” “アノヒカラ ジェネレーション 東日本大震災 東北の若者” 著者 笠原伊織氏、写真 門馬太一郎氏