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松ノ井覚治はアメリカン・ボザールとも呼ばれる歴史主義建築が全盛だった1920年代のニューヨークで学び、現地でも活躍した稀有な建築家です。松ノ井がコロンビア大学在籍時に描いた美しい建築ドローイングを軸に、最新の研究成果を踏まえて、ニューヨークにおける彼の足跡を辿ります。
2014年に寄贈を受けた松ノ井資料は本展が初公開となります。