繊維科学センター「第6回大阪地区講演会」「日本のものづくり-新たな展望は総力戦で」

グローバル化の進展で、世界の繊維産業の競争が激化する中、各国産業界は最終製品(衣料品、寝装・インテリア品など)での感性、機能、品質面などでの競争力が問われています。そのため、繊維のものづくりは各国の原料、糸、織編物、染色加工、縫製段階などそれぞれの競争力だけでなく、すべての工程の総合力を発揮していくことが望まれています。

さらに、薬品・染料など化学製品から繊維機械などの競争力も含め、競争優位のものづくり体制を構築する。その上で消費者に向け、小売段階(有店舗、無店舗)において競争力のある商品を提供できる体制作りがグローバル競争に打ち勝つ道と考えます。第6回大阪地区講演会は、産官学連携で、日本の文化(デザインなど)、技術の総力をどう結集するかをテーマに開催したいと考えております。

【プログラム】

13:00-13:05
開会の挨拶

京都工芸繊維大学副学長 森本一成
13:05-13:15
繊維科学センターの活動と現状

京都工芸繊維大学繊維科学センター長 浦川宏
13:15-14:15
京都工芸繊維大学の研究紹介

  • 「無水染色加工とその現状」
    京都工芸繊維大学繊維学系准教授 奥林里子
  • 「バイオベースマテリアルを用いた染色」
    京都工芸繊維大学繊維学系准教授 安永秀計
  • 「やわらかさの定量評価とテクノロジー展開」
    京都工芸繊維大学繊維学系教授 佐久間淳
  • 「布の光沢と高級感印象の関連性」
    京都工芸繊維大学グローバルエクセレンス助教 近藤あき
14:15-14:30
休憩
14:30-15:20
「高島屋の今後」

株式会社高島屋常務取締役MD本部長 亀岡恒方氏
15:20-16:10
「ものづくりのイノベーション」

株式会社島精機製作所代表取締役社長 島正博氏
16:10-16:20
休憩
16:20-17:20
パネルディスカッション

パネリスト:
株式会社島精機製作所代表取締役社長 島正博氏
株式会社高島屋常務取締役MD本部長 亀岡恒方氏
京都工芸繊維大学繊維科学センター長 浦川宏
コーディネーター:
京都工芸繊維大学繊維科学センターシニア・フェロー 松下義弘
17:20-17:25
閉会の挨拶

京都工芸繊維大学繊維学系教授 鋤柄佐千子
17:40-
〔意見交換会を行います。是非ご参加下さい。〕

意見交換会
挨拶:京都工芸繊維大学長 古山正雄
場 所:綿業会館 1階パーティー会場
会 費:3,000円
日 時:
2016年11月7日(月)13:00-17:25 (12:30 受付開始)
場 所:
綿業会館新館7階大会場(http://mengyo-club.jp/
〒541-0051 大阪市中央区備後町2丁目5番8号
(TEL:06-6231-4881(代) FAX:06-6231-4940)
定 員:
150名
参加費:
無料
参加申込方法:
WEBで直接お申し込みいただくか、参加申込書を下記申込先までFAX・e-mailでご送付ください。
参加申込URL:http://research.jim.kit.ac.jp/nc/html/htdocs/?page_id=85
(京都工芸繊維大学 研究推進課産学連携推進室Webサイト)
申込先:
京都工芸繊維大学 繊維科学センター
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1
電話番号: 075-724-7701
FAX番号: 075-724-7705
e-mailアドレス: fiber[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)
申込締切:
10月21日(金)
(ただし、定員になり次第、締め切らせていただきます。)
協 賛:
繊維学会関西支部、繊維・未来塾(日本繊維機械学会所属)、テキスタイル倶楽部、日本繊維製品消費科学会、日本繊維技術士センター関西ファッション連合、京都市産業技術研究所