京都工芸繊維大学/りそな中小企業振興財団 技術交流会 「AIブームを支える機械学習技術 ~基本技術から産業応用まで~」

開催日時:
2016年12月12日(月) 13:30~18:00
会 場:
京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 15号館 1階 多目的コラボレーション講義室 [ MAP ]
参加費用:
無料(懇親会含む)
参加人数:
60名程度(先着順)
募集対象:
中堅・中小企業製造業の経営者および技術担当者の方を優先します
申込方法:
12月8日までに参加申込書 をE-mail(staff@resona-fdn.or.jp)又はFAX(FAX 03-3444-9546)にてお送りください。
プログラム:
13:40~14:40
講演『機械学習の基本技術』(総論)
講師:荒木 雅弘(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)
 機械学習技術を使用するデータの種類や目的とする出力の種類によって分類し、それぞれについて代表的な手法の概要を説明します。フリーで公開されているツールを用いた実演を通じて、どのようなデータからどのような知識が学習されてるのかをわかりやすく解説します。
14:50~15:10
講演『機械学習の応用』「音声対話への応用」
講師:荒木 雅弘(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)
 スマートフォンなどに搭載されている対話技術に使用されている機械学習法を概説します。具体的には入力された発話の分類に使用されているサポートベクトルマシンと、内容語の抽出に利用されている条件付き確率場の手法を解説します。
15:10~15:30
講演『機械学習の応用』「AIと人のインタラクションへの応用」
講師:岡 夏樹(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 教授)
 人との日常的なやりとりを通して、AIが相手の意図を推定し、置かれた環境や周囲の人に適応していく方法を紹介します。日常的な場面での人とのやりとりは、人は苦もなく行えるため簡単に実現できると思われがちですが、実際はAIが最も苦手とする課題です。
15:30~15:50
講演『機械学習の応用』「アンサンブル学習法を用いた表情認識」
講師:野宮 浩揮(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教)
 人とロボットのコミュニケーション等において、人の表情を正確かつ高速に認識することは重要な課題です。本講演では、複数の認識モデルを組み合わせて認識精度の向上を図るアンサンブル学習法を用いて、多様な表情をリアルタイムに識別する手法を紹介します。
16:00~16:20
講演『機械学習の応用』「半教師付き学習を用いた画像処理」
講師:杜 偉薇(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教)
 人は視覚から多様な情報を獲得することができるが、このように視覚情報を有効利用することは画像処理において重要な課題です。本講演では、半教師付き学習法の応用として、画像から対象物を切り出す技術を紹介します。
16:20~16:40
講演『機械学習の応用』「強化学習によるロボットシステムの制御」
講師:飯間 等(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)
 機械学習の一種である強化学習は、従来のシステム制御で必要であった数式モデルを導出しなくてよいことから注目されています。本講演では、強化学習を用いてロボットシステムを制御する方法を紹介し、強化学習を深層学習と組み合わせた応用例も紹介します。
16:40~17:00
デモ機実演
17:00~18:00
懇親会(立食形式)
主 催:
京都工芸繊維大学研究戦略推進本部,公益財団法人りそな中小企業振興財団
問い合わせ:
京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 産学公連携室
E-mail:corc[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)
TEL:075-724-7993  FAX:075-724-7030