第11回(地独)京都市産業技術研究所と京都工芸繊維大学繊維科学センターとの研究交流会

 海洋プラスチック汚染の問題が近年クローズアップされ、経済的に持続可能な循環型の社会システムの構築が求められています。このような社会の実現にはバイオ素材に対するニーズの大幅な拡大が予想され、天然高分子の有するポテンシャルを活用した新素材の創出やバイオプラスチック、生分解性プラスチックの開発促進が急務となっています。そこで、今回の研究交流会では天然高分子の高機能化ならびに生分解性高分子の開発をフォーカスして大学との研究連携、研究推進の可能性について検討していきます。

 本研究交流会の詳細は案内PDFをご覧ください。

日 時
令和2年1月16日(木) 14:00~17:15
場 所
京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 創造連携センター2階
プレゼンテーションルーム [ MAP ]
申 込
不要
参加費
無料
お問い合わせ先
TEL : 075-724-7701
FAX : 075-724-7705
E-mail : fiber[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください。)

内容

14:00~14:10
(1) 挨拶 京都工芸繊維大学繊維科学センター長 佐久間 淳
(2) 研究発表
座長 (地独)京都市産業技術研究所 理事・研究室長 杉浦 和明
14:10~14:50
「薄膜旋回法による漆の分散について」
(地独)京都市産業技術研究所 高分子系チーム 主席研究員 橘 洋一
14:50~15:30
「バイオプラスチックを活用した複合材料」
(地独)京都市産業技術研究所 高分子系チーム 研究副主幹 仙波 健
15:30~15:45
休憩
座長 京都工芸繊維大学繊維科学センター シニア・フェロー 早水 督
15:45~16:25
「天然高分子材料の利用とその可能性」
京都工芸繊維大学繊維学系 准教授 青木 隆史
16:25~17:05
「生分解性高分子の開発とその展開」
京都工芸繊維大学繊維科学センター 研究員 増谷 一成