京都工芸繊維大学 ダビンチ入試(総合型選抜)

都工芸繊維大学 ダビンチ入試(総合型選抜) 資質・能力・意欲+基礎学力の総合評価

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平成31年度合格者からのメッセージ

応用生物学課程

応用生物学課程
合格者Aさん
 私は京都工芸繊維大学のダビンチ入試を受験して良かったと思っています。一番良かった点は、入試内容が面白かったことです。ダビンチ入試では、講義を受けて、その講義に関する問題に答えるセクションがありますが、大学の先生による講義の内容が専門的で興味深く、聴いていてとても楽しかったです。この時、さらに「この大学に入りたい」という意志が固まったのを覚えています。  次に、丁寧な選抜方法です。センター試験や模試のような一問一答式で知識の有無を問う出題形式とは違っていて、ダビンチ入試ではその場で提議されたことを考えて論述する問題が多く、少し難しく感じましたが、内容の濃いものでした。  合否にかかわらず、京都工芸繊維大学のダビンチ入試を受けることをお勧めします。
 
応用生物学課程
合格者Bさん
 浪人が決まり、どの大学を受けようか悩んでいたころ、予備校の職員からダビンチ入試を勧められました。そのころは戸惑う気持ちの方が大きかったのですが、受験を後押ししてくれた職員に今では感謝しています。合格が決まり、他の生徒たちと出会い、グループワークにも取り組む中で、高校生活では経験できなかったことがたくさんありました。 受験の機会が多いに越したことはないです。また、ダビンチ入試は、不合格だったとしても得るものが多い選抜方法だと思います。受験生のみなさんが自分に合った入試を選択できることを願っています。
 

応用化学課程

応用化学課程
合格者Cさん
 一般にAO入試と聞くと、面接や小論文などといった、通常とは異なる試験方法に尻込みしてしまう人も多いのではないでしょうか。私もその1人でした。京都工芸繊維大学がダビンチ入試を採用しているのは知っていましたが、自信がなく、はじめは受けるつもりはありませんでした。しかし、この大学へは本気で合格したいと考えていたので、受験する機会が増えるなら、とダビンチ入試を受けることにしました。  入試対策は、発展的な内容をこなしていくというよりも、教科書レベルの基本問題に重点を置いて勉強しました。志望理由書の書き方や面接の練習は、何度も推敲を重ね、自分が納得いくものに仕上げていきました。目標を明確にすることで、よりこの大学に入りたいという気持ちが高まりました。  ダビンチ入試の利点は、一般入試よりも早い時期に合否が分かることです。入学後に1人暮らしを予定している人は、気に入った物件を確保する余裕が生まれますし、たとえばTOEICのような自分のための勉強に励むこともできます。  迷っているなら、勇気を出して受けることをお勧めします。
 
応用化学課程
合格者Dさん
 私がダビンチ入試を受けた理由は2つあります。1つ目は、1回でも多く受験できるからです。第一志望だった京都工芸繊維大学にどうしても入りたいと考えていたので、受験の機会が増えることはとても魅力的でした。2つ目は、一般入試では評価できない自分の実力や熱意を見てもらえるからです。志望理由書を作成することで、自分自身を見つめ直すことができ、それがモチベーションアップにもつながりました。  ダビンチ入試では、化学の内容を英文で読んだり、実際に講義を受けたりといった、一般入試ではできないことを経験できるので、ぜひ受けてみるべきです。特別な入試対策をしなくても大丈夫だと思います。がんばってください。
 
応用化学課程
合格者Eさん
 ダビンチ入試を意識したのは、工学系の学部にいきたいと思い始めた時です。1回でも多く受験できるのなら挑戦してみよう、と考えたのがきっかけでした。私には特にこれといった強みはありませんでしたが、ただ化学が好きで研究内容に興味を持っていたので、受けてみようと決めました。  そして、京都工芸繊維大学のオープンキャンパスに参加しました。その時に相談ブースで、「ダビンチ入試は、問題にぶつかった時に自分で考え対処する力を求めている」と言われたのをきっかけに勉強法を変え、どんな時もまず考えて、できない場合はその理由を先生にも聞いてみることを意識しました。  どこの大学に受かるかではなく、何のために大学へ行くのかを考えて志望校を選んでください。少しでも迷ったら、ダビンチ入試を受けてみる価値はあると思います。
 
応用化学課程
合格者Fさん
 ダビンチ入試を知ったのは高校3年生の時でした。しかし、学校で部活動や委員会活動をしていなかったので、私には不利だと思いました。実際に、活動の記録(現・志望理由書)を作成する時は苦労しました。その際、高校3年間で取り組んだ活動に、どんなに些細なことでも〝自分の意思や理由〟を見い出す工夫をして、なんとか書き上げることができました。  第一次選考は、志望する課程にあわせた講義を聴き、それについての問題を解く形式です。高校で学んだ知識があれば理解できるので、難しく考える必要はありません。 ダビンチ入試は、京都工芸繊維大学を目指す人なら誰にでも受ける価値があります。この経験は、自分を見つめ直すきっかけとなり、決して無駄にはならないでしょう。
 

電子システム工学課程

電子システム
工学課程
合格者Gさん
 私は高校2年生の夏休みに京都工芸繊維大学のオープンキャンパスに参加しました。ダビンチ入試は、その時に配布されたプリントを見て初めて知りました。高校では部活動しかやっていなかったので、国立大学のAO入試は自分には関係ないもの、と思っていましたが、高校3年生になり進路で悩んだ時にダビンチ入試を思い出し、思い切って受けてみようと決めました。  ダビンチ入試は学力だけではなく、今まで取り組んできたことや考え方など、さまざまな角度から評価してもらえる選考方法です。特別な勉強をする必要はありません。ありのままの自分をさらけ出し、全力でぶつかってみてください。
 
電子システム
工学課程
合格者Hさん
 私は高校2年生の時から京都工芸繊維大学を志望していましたが、大学受験に失敗してしまいました。そして、浪人時にダビンチ入試を知り、実際に受けるかどうかとても悩みました。 その時に私が考えたダビンチ入試のメリットは、学校の成績だけでは判断されないことや、大学の講義を実際に体験できることなど、たくさんあります。しかし、デメリットはまったくといっていいほど見当たりませんでした。受験日が他大学よりも早いことから、受験勉強の妨げになることもほとんどありません。  京都工芸繊維大学が第一志望であれば、絶対に受けたほうがいいです。合否にかかわらず、自分が大学で何を学びたいかが見えてきます。
 

情報工学課程

情報工学課程
合格者Iさん
 私がダビンチ入試を知ったのは浪人を決めたころです。それまで国公立大学のAO入試というと、数学オリンピックや競技プログラミング、科学の甲子園などで実績を上げた人が目指すものだと思っていました。母に説得されたので、受験の機会が増えるなら、と出願を決めましたが、活動の記録(現・志望理由書)には生徒会役員の経験しか記載できませんでした。つまり、特別に誇れるものがなくても、一つでも懸命に取り組んだ何かがあれば、それをアピールすればいいのです。  私はダビンチ入試を浪人生にも勧めたいと思います。なぜなら、浪人生活のどこかで、一度は自分を振り返って、今後について悩む機会があるはずだからです。過去と未来の自分について考え、悩むことー。自分自身ときちんと向き合った経験があるのなら、それが強みとなります。 この入試では、一度の筆記試験では得られない貴重な経験ができます。大学側も、一般入試では評価できない生徒自身を見てくれるはずです。受験すれば誰にでも合格の可能性があります。ぜひ挑戦してみてください。
 
情報工学課程
合格者Jさん
 ダビンチ入試は、それまでに学んできた知識を使って問題を解く一般入試のような形式ではなく、その場で説明されたことをすぐに理解して問題を解く形式です。勉強して覚えてきたことよりも、課題に対する理解力や応用力が問われるので、たとえ模試の成績が悪くても受けてみる価値はあります。  また、早い時期に進路が決定するので、残った期間を苦手な教科の勉強や、大学で習う範囲の予習などに充てることができます。そのため、一般入試の合格者よりも余裕をもって大学生活をスタートできます。 みなさんも、ぜひダビンチ入試を受けてみてください。
 

機械工学課程

機械工学課程
合格者Kさん
 私は高校3年生になってからダビンチ入試を知りました。過去の入試内容や倍率を見ると、高校で目立った活躍や活動をしてこなかった私に合格は難しいと思いました。しかし、志望校に入るチャンスが少しでもあるのに、それを逃してしまうのはもったいないと考え、受験することにしました。  ダビンチ入試を受けるかどうか悩み、結局受けなかった友達は、「やはり受けておくべきだった」と後悔していました。「どうせ自分は受からない」と、過去の成績や活動内容などから結果を決めつけるべきではありません。そこから自分がどうするかによって結果を変えることができます。受けずに後悔することはあるかもしれませんが、受けて後悔することはありません。とても良い経験になります。少しでも悩むのであれば、絶対に受けるべきです。
 
機械工学課程
合格者Lさん
 私は高校3年生の5月にダビンチ入試を知りました。他の受験方法とは違い、学力だけではなく、自分の個性や高校生活で取り組んできたことが評価される点に魅力を感じました。実際に受けるにあたっては、自分がどんな人間なのか、周りからどう見られているのか、どんなところが長所なのかについて調べるところから始めました。友人や家族はもちろんのこと、学校の先生へのヒアリングを通して、客観的に自分を知ることができました。また、学校生活や部活動で人間的に成長した過程を言語で表現する難しさも経験しました。ダビンチ入試では文章を書く力や、相手にわかりやすく伝えるコミュニケーション力が重視されます。自分のすべてを相手にぶつけよう、というぐらいの気持ちで挑むと良いかもしれません。  私がダビンチ入試で得たことは、〝自分〟という人間がはっきりしたことです。たとえ不合格だったとしても、芯の通った人間に成長できるすばらしい選抜方法だと思います。
 
機械工学課程
合格者Mさん
 ダビンチ入試を受けようと決めたのは高校3年生になってからでした。私は工業高校で機械に関する専門的な知識と技術について実習してきました。普通科で学ぶような授業はあまり受けていなかったので、センター試験や一般入試には不利だと思っていました。そこで、ダビンチ入試なら高校で学んだ知識や経験が役立つのではないかと考え、受けることにしました。 志望理由書を書く時、私はより大学について調べ、自分が大学でどんな研究をしたいのか、その研究をどう役立てたいのかについてじっくり考えました。将来について考えることはとても大切なことです。  ダビンチ入試を受けてみて感じたことは、講義がとても良かったということです。内容も面白く、大学の講義の雰囲気がよくわかりました。どんな人でも、楽しむことができる内容だと思います。
 

デザイン・建築学課程

デザイン・建築学
課程
合格者Nさん
 私は高校1年生の時から京都工芸繊維大学を目指していましたが、ダビンチ入試を知ったのは高校3年生の春でした。昨年の入試で合格した先輩に教えてもらい、受験のチャンスが増えるなら、と受けることにしました。 入試までに一番時間を割いたのは志望理由書の作成です。志望理由書を書くことで自分と向き合い、この大学の志望理由を再認識できて、それがモチベーションにもつながるからです。5月ごろから書き始め、願書とともに提出するまでに20回は書き直しました。自分を見つめ直す良い機会なので手を抜かず真剣に取り組んでほしいです。  ダビンチ入試では、実際に講義が受けられます。たとえダビンチ入試に失敗したとしても、その講義を受けてさらに膨らんだ大学への希望をモチベーションにして、より一層がんばれると思います。また、この入試は学力だけで評価しない点も素敵です。得られるものは大きいので、ぜひ挑戦してみてください。
 
デザイン・建築学
課程
合格者Oさん
 京都工芸繊維大学へ行きたいと思っている人にはダビンチ入試を強く勧めます。なぜなら、一般入試では気づいてもらえない、自分の熱意をみてもらえるからです。  まず、出願時に提出する志望理由書に大学で学びたいことを記入します。ここで、大学や自分の将来への想いを伝えることができます。また、選考の際に行われる講義では、すでに学んだ知識の中に新しい知識を組み入れることができます。そのため、自分が興味をもっていることを再認識し、それを学びたいというより強い熱意を持つことができます。そのほかにもさまざまなところで、学力だけではない、自分自身にまつわる重要な部分をみてくれるのです。  私はこの入試のおかげで自分自身を知り、大学で学ぶ意欲が高まりました。自分の将来に一歩近づくことができるこの入試をぜひ受けてほしいです。
 
デザイン・建築学
課程
合格者Pさん
 私がダビンチ入試を知ったのは浪人生になってからです。現役時に不合格という現実を受け止め、改めて進路や目指す学問を見つめ直す中で見つけた選択肢でした。  ディスカッションや小論文への対策として勉強したことや、自分自身や社会について考察したことは、入試だけではなく、自分の人生や将来にとっても有意義でした。これから受験を考えている後輩のみなさんも、よくよく考察してから入試に臨むとよいでしょう。自分が学びたい学問や、その学問が京都工芸繊維大学でどう研究されているのか、これまでどのようにしてその学問にかかわってきたのか、これからどうかかわっていきたいのか…。学科試験と同様に、自分自身や大学について十全に把握することを目指すといいかもしれません。 ダビンチ入試のために準備し勉強したことは、入学後も無駄になりませんよ。
 
デザイン・建築学
課程
合格者Qさん
 私は、高校3年生の夏に京都工芸繊維大学を第一志望に決めました。また、少しでも合格のチャンスを増やすためにダビンチ入試への出願を決めました。  ダビンチ入試について調べてみると、「合否に関係なく受ける価値のある入試です」という言葉を何度も目にする機会がありました。そのころの私は、ダビンチ入試を受けることによって一般入試対策にかける時間が減ってしまうことが一番の悩みだったので、その言葉を目にしても半信半疑でした。しかし、実際に受けてみると同じことを感じました。なぜなら、志望理由書を作成することは、自分がこれまでに取り組んできた内容や、これから大学でやりたいことを明確にするよい機会になるからです。さらに、試験での講義やグループディスカッションを通して、大学の雰囲気を体感できるのも貴重な体験です。これらの経験は、入試まで勉強を継続するための力になりますし、入学後に有意義な大学生活を送ることにもつながります。京都工芸繊維大学を第一志望にしている人は、ぜひダビンチ入試を受けてみてください。
 
デザイン・建築学
課程
合格者Rさん
 京都工芸繊維大学を志望する人には、ぜひダビンチ入試を受けてほしいです。なぜなら、この入試では出願時に志望理由書を提出するのですが、これらの作業を通して自分の過去を見つめ直し、さらに将来と向き合うことで自分のやりたいことを明確にするといった、受験以前に大切なことに気づかせてくれるからです。  しかし、一般入試の勉強と並行して進めるのは困難だし、高い倍率を突破できるほど優れたものは自分にはない、と考える人が多いかもしれません。実際、私もそのうちの1人でした。けれども実際に受けてみると、大学に入って学びたいという強い気持ちさえあれば、誰にでも合格のチャンスがあるのだということを体感しました。 大学に直接自分の想いを伝えられる試験はなかなかないと思います。合格不合格にかかわらず、この試験を受けること自体が自分自身と向き合う良い機会になるので、挑戦する価値は十分にありますよ。
 
デザイン・建築学
課程
合格者Sさん
 ダビンチ入試は一般入試に比べると、大きく試験内容が異なります。  たとえば、教授の講義を聴き、その講義に関する問題を解く、といった形式の試験があります。自分が志望する課程の講義を受けられるので、単純に面白く、ためになること間違いなしです。また、体験授業を受けているような感覚で、実際に大学で行われている講義がどのようなものかを知ることができます。  そして、ダビンチ入試に合格すると、一般入試で合格するよりも約3ヶ月、時間に余裕が生まれます。その間、自分が好きな分野の知識を深めるなど、やりたいことができます。また、添削課題の提出やスクーリングへの参加を通して大学からのサポートが受けられるので、入学までの気持ちを引き締めてくれます。  ダビンチ入試を受けることだけでも貴重な体験となるので、どんな人でもぜひ受けてみてください。
 

グローバル

グローバル
合格者Tさん
 私は高校のグローバルコースに在籍していて、高校1年生の時にオーストラリアへ留学しました。ダビンチ入試ではこの経験が活かされると考え、一般プログラムの「グローバル」区分を受けることにしました。「グローバル」は「一般」とは違い、面接やプレゼンテーションのかわりに、英語のスピーキングとライティングテストがあります。募集定員が少ない分、応募者も減るので、そこまで狭き門ではありませんでした。スピーキングテストでは、ハイレベルな英語力が求められるわけではなく、自分が言いたい内容を相手に伝えようとする姿勢が問われます。スピーキングと聞いて躊躇してしまう人でも、勇気を出して受けてみてください。
 
グローバル
合格者Uさん
 ダビンチ入試を知ったのは高校3年生になってからでした。私は高校2年生の終わりごろまで留学していたので、受験の際にこの経験を活かす方法はないかとさまざまな大学の入試制度を調べていました。しかし、なかなか見つからず、一般入試で受けようと考え始めた時に見つけたのが、このダビンチ入試(グローバル)でした。  第一次選考では、一般入試の学習と並行して小論文の練習をしました。最終選考では、英作文の練習や大学のホームページに公開されていたサンプルテストを繰り返し行い、解答時間の使い方を確認しました。  「グローバル」入試は英語力も評価してもらえるので、何か一つでも自信を持てる分野があれば受けてみると良いと思います。
 
グローバル
合格者Vさん
 自分のやりたいことが学べる京都工芸繊維大学にとにかく入学したかったので、ダビンチ入試を受験しました。私は帰国子女ではありませんが、英語が好きなので、受験区分は「グローバル」を選びました。完璧な英語が話せなくても、自分の言いたいことを英語で表現できれば、誰にでも合格のチャンスはあると思います。  ダビンチ入試では、自分がやりたいことと大学での学びが一致していることが重要です。この入試では、講義を聴いたり文章を読んだりしてインプットした情報に、持っている知識を駆使して、いかに自分の考えを相手に伝えられるかが問われます。何か特別な対策をするよりも、高校での学業を一生懸命に取り組み、ふだんから大学入学後に何がしたいのかをよく考え、それを明確にしておくことが大切です。  ダビンチ入試と聞くと、何かに秀でた才能や実績のある、特別な人のための入試だと感じるかもしれません。しかし実際は、出身高校や個人のバックグラウンドに関係なく、さまざまな人に開かれた試験です。京都工芸繊維大学に入りたいと思っているなら、ぜひ挑戦してみてください。
 

地域創生 Tech Program

地域創生Tech Program
合格者Wさん
 私がダビンチ入試と地域創生Tech Programのことを知ったのは、高校1年生の時でした。昔から地域への想いが強かった私は、地域創生Tech Programに興味を持ち、受験することを決めました。また、不合格になっても一般入試で再度チャレンジするつもりだったので、学校の勉強も疎かにしないようにしました。ダビンチ入試では講義型の試験が行われますが、その中で各教科の基礎学力も問われるので、高校の勉強はがんばっておくべきです。  ダビンチ入試は容易ではありません。しかし、京都工芸繊維大学へ行きたい、その分野で勉強していきたいと思うなら、受けることをおすすめします。チャレンジ精神のある人は、ぜひ挑戦してみてください。
 
地域創生Tech Program
合格者Xさん
 高校3年生の春に担任からダビンチ入試を勧められました。その時は志望校も定まっていなかったので、とりあえず受けてみようという安易な気持ちで決めました。  しかし、ダビンチ入試の選抜方法は特殊で、かつ早い時期に実施されるため、すぐに不安を感じました。なぜなら高校生活において、特筆できるような実績がなかったからです。私にとってAO入試や推薦入試は、何か特別な資格がある人やずば抜けて成績の良い人が受けるもの、というイメージがありました。物理を選択しなかったこともあり、さらに自信がもてませんでした。  ダビンチ入試に必要な対策は、小論文の練習と志望理由書です。ある程度の学力がないと受からないと思うので、一般入試対策もしておきましょう。特に化学に重点をおいてください。また、小論文も第一次選考では難しい課題、最終選考では地域に関する課題が提示されるので、書く練習をしておきましょう。志望理由書は何度も見直して詳しく書きましょう。そうすることで自分自身を振り返ることができ、進路に対する目的意識が芽生えると思います。
 
地域創生Tech Program
合格者Yさん
 私は高校1年生の冬にダビンチ入試を知りました。文章表現力が活かされる試験で、私の得意分野ともうまく合致したので受験を決めました。  試験は、思ったことや感じたことを書く、という決まった答えのない問題なので対策を立てるのが難しいです。私自身、どう対策すればいいのかわからなかったのですが、志望理由書に記載する内容を増やすために校外学習に力を入れました。たとえば、京都工芸繊維大学の教授が開くワークショップに参加してみたり、「物理チャレンジ」に挑戦してみたり…。高校の生徒会にも積極的に取り組みました。  どのような方法でもかまいませんが、自らアクションを起こすことが大切です。対策法がわかりにくい試験だからこそ、調べたりすることが大事だと思います。がんばってください。