KYOTO Design Labによるクラウドファンディングを実施します

 本学は、READYFOR株式会社と包括協定を締結し、寄附金獲得による研究の活性化等を目的としたクラウドファンディングを実施しております。
 今回のプロジェクトでは、「100年前の石膏型から、初代諏訪蘇山の陶芸作品を蘇らせたい」と銘打ち、諏訪蘇山が残した石膏型を3Dスキャンや3Dプリントなどの最新技術を用い復元する過程を展覧会として皆様にご覧いただきます。
 8月19日から寄附募集を開始しておりますので、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

100年前の石膏型から、初代諏訪蘇山の陶芸作品を蘇らせたい

 初代諏訪蘇山は明治から大正にかけて京都で活動した陶芸家であり、石膏型を用い「蘇山青磁」と呼ばれる優れた作品を多く制作しました。KYOTO Design Labでは、3Dスキャンや3Dプリントなどのデジタルファブリケーション技術を用い、石膏型をアーカイブすることにより、貴重な作品群をデジタルデータとして記録保存するとともに、歴史的に価値ある工芸品を復元し、保存する技術・方法の開発を行っています。
 本プロジェクトでは、初代 諏訪蘇山作品の展示を中心に、その石膏型による原型、そして、デジタルファブリケーション技術を用いた再生型とリプロダクトなど、保存再生にまつわる一連の流れを実物を用いて紹介する展覧会を実施します。また、AR技術を用いたバーチャル石膏型など、来場者自身のスマホで楽しめるアトラクションも準備しています。

<プロジェクト詳細ページ(外部サイト)>https://readyfor.jp/projects/dlab
 寄附募集期間:8月19日~9月22日
 目標金額:100万円