第12回4大学連携研究フォーラムを開催しました

 11月29日(火)、ヘルスサイエンス系の教育研究の連携に関する協定を締結している本学、京都府立医科大学、京都府立大学及び京都薬科大学による「第12回4大学連携研究フォーラム」が、京都府立京都学・歴彩館等において開催されました。
 本フォーラムは、4大学の教員や研究者、学生等が一堂に会し、お互いの研究内容に関する情報交換等を実施することにより、共同研究等の学術交流を促進し、4大学の研究活動の活性化や研究基盤の強化に資することを目的とするもので、今年度は3年ぶりの対面開催となりました。
 京都府立大学長・塚本康浩氏の開会挨拶に始まり、関西電力医学研究所 統合生理学研究センター長・矢田俊彦氏による「食欲の制御による肥満とフレイルの改善:食と漢方による介入」と題した基調講演と4大学連携による共同研究成果発表が行われ、参加者たちは熱心に聞き入っていました。
 ポスターセッションでは、4大学の教員や研究者、学生等計61名が出展したポスターを前に活発な意見交換や情報交換が行われ、盛況のうちに終了しました。学生部門における優れたポスターに対しては、賞状と副賞が贈られ、本学からは今村 隼大さん(物質・材料化学専攻 博士後期課程1年)の「ラマン分光法を用いた新型コロナウイルス感染症および真菌感染症の迅速診断技術の開発」が優秀賞に選出されました。

  • 共同研究発表を行った
    応用生物学系 井上喜博 教授

  • ポスターセッションの様子

優秀賞を受賞した今村さん(中央)
指導教員のPezzotti教授(左)、森迫学長(右)