繊維学系 石井佑弥准教授とYu Annie助教らは、無給電動作可能なファブリック型タッチ/圧力センサを開発しました

 繊維学系 石井佑弥准教授とYu Annie助教らは、無給電動作可能なファブリック型タッチ/圧力センサを新たに開発しました。当該センサは、糸(導電性糸と絶縁性糸)のみを用いて1回で編みあげることが可能です。また、全体が糸だけで出来ているため、肌触りが良好であり、軽量かつ通気性に優れ洗濯可能です。当該センサは、例えば電気自動車や自動運転車などのハンドル用のタッチ/圧力センサなどへの活用が期待されます。タッチセンシングと圧力センシングには、環境中に常時放散されている電磁波を利用しているため無給電のセンシングが可能です。

図1

開発したファブリック型タッチ/圧力センサをハンドルに装着し、
指で接触および押込んだときの(a)測定の様子と(b)出力電圧

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本研究成果は、科学誌 「Smart Materials and Structures」(外部サイト)に掲載されました。