環境報告書の意見交換会を実施しました

 令和5年8月28日、和楽庵において東海国立大学機構(岐阜大学、名古屋大学:以下東海機構)と環境報告書の意見交換会を実施しました。
 東海機構からは、編集委員長の林瑠美子 名古屋大学環境安全衛生管理室副室長をはじめ教職員10名・学生7名が来学され、本学からは中副学長、前田環境科学センター長をはじめ教職員8名・学生4名が参加しました。

中建介副学長の挨拶

 最初に、各大学の教職員から活動紹介が行われました。東海機構の「環境報告書2023」は、教職員29名・学生36名からなる編集チームが「手に取って読んでもらえる環境報告書」を目標に昨年12月から企画立案し、学生によるインタビューなど多彩な記事を掲載している旨説明がありました。続いて本学からも「環境安全報告書2023」の概要とISO14001の運用状況を説明しました。
 東海機構の環境報告書の作成や岐阜大学のISO14001内部監査には多くの学生が参画していることが分かり、教職員の方々が工夫を凝らして楽しく活動されていることに本学からは共感の声が上がりました。また、本学の環境安全報告書については、本学らしいデザインと、ISO14001において環境安全マインドを持つ学生の育成に努めていることが高く評価されました。
 次に、学生からの活動紹介では、名古屋大学の環境活動サークル「Song of Earth」より、週1回のごみ拾いや花いっぱい運動、名古屋市から委託された河川水質調査、そして卒業生から新入生への家具・家電の譲渡(リユース市)等の活動、続いて岐阜大学の「G-amet」より、キャンパス植物マッププロジェクトの説明がありました。本学のKIT環境サークル「あーす」は、キャンパスの脱炭素化に向けた古着のリユースとペットボトルのリデュース・リサイクル活動を紹介しました。

意見交換会の様子

 今回の意見交換会は、本学の「環境安全報告書」についてだけでなく、大学における環境安全活動の充実と発展に関しても多くの示唆を得る貴重な機会となりました。

和楽庵前での集合写真

 なお、今回の意見交換会は、9月末発行予定の「東海国立大学機構 環境報告書2023」にも掲載されます。
東海国立大学機構「環境報告書」掲載ページ:https://www.thers.ac.jp/about/publications/environmental/index.html