デザイン・建築学課程

課程の紹介

 大量生産・大量消費のフロー型社会から、資源の活用に基づくストック型社会への転換が求められるようになった今日、新築建物のための技術だけが建築学で学ぶ技術ではなくなってきており、社会の中でどのような建築物を作り、あるいは再生することが「持続可能な社会」を実現できる方法となるのか、そのための知識と技能を身に付けることが強く求められています。

 そのため、課程の建築学コースでは、工学技術を基礎としながらも、設計を主体とした教育を施します。また既存の建築や都市の再生を目指す建築設計に特化した都市・建築再生への基礎教育を施します。

一方、情報技術革新と経済のグローバル化などにより、現代社会の複雑性は日々高まり日常における価値は常に揺らいでいます。「モノ」あるいは「モノからコトへ」といった前世紀的デザインパラダイムも色あせ、生活者の「経験」とその「共有」自体がデザイン対象となってきています。つまり、21世紀的、あるいは未来起点のデザインパラダイム構築に向けて、デザイン教育も従来の枠組みを打破した上での再構築が必要とされています。課程のデザイン学コースでは工学的ものづくり基盤を活かし、未来価値を新たな方法論で創造できる人材育成や、デザイン・美術・建築などの過去現在価値に対する歴史・理論的洞察を行ないます。

教育プログラム

 建築設計教育として、建築をとりまく住環境・都市環境・自然環境、その共生に向けた生態学的知識や、環境コントロール技術をマネジメントするとともに、それらをより高い芸術性の中で取りまとめられる能力を修得させます。我が国の一級建築士資格のみならず建築実務における職能の国際推奨基準に対応しつつ、以下の方針に基づく高度な職能教育カリキュラムを編成しています。デザイン学では、デザイン理論とデザイン実習を通して、生活をデザインの力によって形成していく広範な知識と技術を修得していきます。

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