広義のデザイン、つまり「ソーシャルインタラクションデザイン」を軸に建築とデザインを学びます。1年次後半から主に建築学を学ぶ建築課題と、主にデザイン学を学ぶデザイン課題のいずれかのカリキュラムコースに分かれ、 建築コースでは住環境や都市環境の設計方法、構造技術といった工学的な教育研究や、既存建築物の保存・再生の教育研究を行います。デザインコースでは製品・サービス、映像メディア・コンテンツ、さらには空間・場に関わる領域を対象とし、調査・企画からビジネス展開までのトータルな教育研究を行います。
建築設計教育として、建築をとりまく住環境・都市環境・自然環境、その共生に向けた生態学的知識や、環境コントロール技術をマネジメントするとともに、それらをより高い芸術性の中で取りまとめられる能力を修得させます。我が国の一級建築士資格のみならず建築実務における職能の国際推奨基準に対応しつつ、以下の方針に基づく高度な職能教育カリキュラムを編成しています。デザイン学では、デザイン理論とデザイン実習、さらにビジネスやテクノロジー系の理論や演習を通して、生活をデザインの力によって形成していく広範な知識と技術を修得していきます。