博士後期課程アドミッションポリシー

以下は一般入試のアドミッションポリシーです。一般入試以外のアドミッションポリシーは、それぞれの募集要項をご確認ください。

バイオテクノロジー専攻

  • 人材育成の目標
    バイオテクノロジーに関する高度な知識、技術、展開能力を有し、諸課題を解決し社会に還元することで、安全で幸福な持続的社会の実現に貢献するグローバルな技術者・研究者を育成します。
  • 選抜の方針・ポリシー
    研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により求める能力・適性を判定します。
  • 求める能力と適性
    ライフサイエンスに関する特に優れた知識を有し、実験科学に関する豊かな創造性、英文の読解や表現に優れた人を求めます。

物質・材料化学専攻

  • 人材育成の目標
    本専攻では、物質・材料化学の諸領域における教育研究を通じて、次代を担う革新的な物質・材料開発研究において基礎及び応用の両面で先導的な役割を果たす、創造性に富み、実践的外国語能力や国際経験を持ち国際舞台で活躍できる優れた人材の育成を目指します。
  • 選抜の方針・ポリシー
    研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により求める能力・適性を判定します。
  • 求める能力と適性
    物質・材料化学における開発研究への強い興味と意欲、創造的研究を遂行する上で不可欠な基礎知識、ならびに英語の理解力及び問題解決能力

電子システム工学専攻

  • 人材育成の目標
    本専攻では、深い専門的知識を有し、研究開発のアプローチに精通している国際性豊かな研究者の養成を目的としています。特に、フォトニクス、パワーエレクトロニクス、電子デバイス、集積回路、電子材料、波動工学、そして、プラズマ科学の重点研究分野で活躍できる人材、俯瞰的視野に立って問題発見能力を有する人材、さらに、その問題解決が社会に提供する価値を最大化する方向に向けて知の構造化、再構成をはかる能力を有する人材、異分野との境界領域を開拓できる人材を育成します。
  • 選抜の方針・ポリシー
    研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により求める能力・適性を判定します。
  • 求める能力と適性
    修学及び研究活動に必要な英語力並びに専門基礎学力を求めます。

設計工学専攻

  • 人材育成の目標
    現代社会の産業技術をリードできる学識と実践技術を身につけた工学者の育成を目標としています。工学技術の先端研究を切り開くための精神力、国際的な社会動向への鋭い感性と地域貢献の視点をもち、個人的能力に加えて、組織を管理運営できるリーダーシップをもち、国際的に活躍できる人材を育成しています。
    専攻で対象とする「もの」すなわち人工物は、人間の身の回りの日用品や製品から、情報システム、機械システム、それらの複合体である高機能で複雑な社会システムまで多岐にわたります。各人の専門分野での探求対象である人工物について、複数の仕組みや方式を選択肢として列挙・比較・開発・評価する総合的・実際的な設計工学(engineering design)技能を体得します。
  • 選抜の方針・ポリシー
    研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により求める能力・適性を判定します。
  • 求める能力と適性
    個別工学分野の高度の専門性を習得するための基礎学力、ものづくりの創造的な展開に対する意欲と実行力、グローバルに活動を展開するための言語運用能力等を選抜の基準とします。

デザイン学専攻

  • 人材育成の目標
    本専攻では、様々な社会的課題に適用可能な独自のデザイン理論・方法論を持ち、異分野の専門家との混合チームをディレクターとして主導することができる能力を身に付け、また、キュレーション学領域では、美術、デザイン、建築についての深い洞察にもとづくオリジナリティのある研究論文が作成できるとともに、その成果を「企画」「編集」「ディレクション」「展示」「発信」といったかたちで社会に示す高い「キュレーション」能力を身につけた人材の育成を目指しています。
  • 選抜の方針・ポリシー
    研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により求める能力・適性を判定します。
  • 求める能力と適性
    デザインに関する応用的・横断的知識と制作経験を持ち、柔軟で独創的な発想力を備え、深いデザインとその周辺知識に加え創造的なデザイン方法論を研究・実践していく意欲ある人を求めます。また、知識習得ならびに理論的研究のみならず、美術館・博物館での展示等の社会的実践に繋げていく意欲のある人を求めます。

建築学専攻

  • 人材育成の目標
    本専攻では、都市・建築のデザイン、遺産のストック活用とマネジメント、都市・建築の技術、環境、歴史、文化に関する理論及び応用力を身に付け、都市・建築に関する研究者として自立的に活動できる能力、あるいは都市・建築設計、再生マネジメント等に関する高度な専門業務に従事できる能力を有し、研究成果を広く学界や社会、さらに国際社会に発信していく積極性と説明能力、研究や専門業務を遂行する上での協調性を獲得し、今後も自ら発見した課題を専門分野や関連分野への視野を拡大させつつ展開させ、学術論文に作り上げていく能力を有した人材の育成を目指しています。
  • 選抜の方針・ポリシー
    研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により求める能力・適性を判定します。
  • 求める能力と適性
    国際的な競争力のある高度な都市・建築専門家及び高い専門性を持つ自立した研究者になるための素養を持ち、なおかつ、京都において都市・建築学を学ぶことの意味を理解し、地球規模で考えながら、幅広い建築学の能力を磨く強い意志を持っている人を求めます。

先端ファイブロ科学専攻

  • 人材育成の目標
    テキスタイルサイエンス・エンジニアリングを基礎とする「人と環境に優しいものづくり」に関わる教育研究活動を通して、自らの力で研究開発目標を設定し、それを具現化するための技術課題を見出し、さらには解決することができる総合力に優れた国際的に通用する人材を育成することを目標としています。
  • 選抜の方針・ポリシー
    自然科学に関する基礎学力と研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験と英語の試験により求める能力・適性を判定します。特に、研究成果が社会に還元できるよう常に自ら思考し実行する情熱と忍耐力のある人を求めます。
  • 求める能力と適性
    自然科学に関する基礎学力を備え、自身の研究に閉じこもることなく広く知識を得ようとする深い感性と、問題を発見・解決し、それを論理的に説明する能力があり、研究成果が社会に還元できるよう常に自ら思考し実行する情熱と忍耐力のある人を求めます。

バイオベースマテリアル学専攻

  • 人材育成の目標
    バイオベースマテリアル学専攻は、人類が直面する地球環境問題の解決と理想的な未来社会を実現しようとする気概を持ち、高度に分化・専門化した現代の科学技術を横断的に理解して自らリーダーシップを発揮し、国際的に行動を起こせる人材を育成します。その目的達成のためには、植物バイオマスからの原料開拓とそれを用いた高分子材料の合成、高分子材料の物性や微細構造の解析および成形加工などバイオベースマテリアルに関する研究開発が不可欠であり、これらの分野を理解し幅広い分野で応用ができる人材を育成します。
  • 選抜の方針・ポリシー
    知識の習得とバイオベースマテリアルの研究に意欲的に取り組め、その実現を目指す人を求めます。研究分野に関する専門的学力、修士論文及び研究計画等に関して行う口述試験、英語の試験により適性を測ります。
  • 求める能力と適性
    将来にわたって豊かな人間生活を保持するために持続可能な社会を実現する必要性を理解し、有機化学、物理化学、生化学、高分子化学、材料科学の 内の少なくとも一つに十分な知識を有し、かつ他分野の知識の習得とバイオベースマテリアルの研究に意欲的に取り組め、その実現を目指す人を求めます。