美術工芸資料館

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 美術工芸資料館は、昭和55 年学内共同教育研究施設として設立され、本学前身の京都高等工芸学校創設時(明治35 年)から教材として収集してきた資料を十全に保管するとともに、収蔵資料についての調査研究および展示公開をおこない、教育研究に資しています。

 収蔵資料の内容は、絵画、版画、彫刻、陶磁器、金工、漆芸、染織品、考古資料、文献資料、建築図面など多岐にわたり、その数は約5,200件(約54,000 点)にも及んでいます。そのなかには明治洋画壇の巨星であり、京都高等工芸学校の図案科教授でもあった浅井忠の「武士山狩図」やヨーロッパ近代ポスターのコレクション、古今の裂地資料など、芸術的、学術的あるいは歴史的に高く評価されるものも多く、学外者の展観や全国の美術館などからの出品依頼も少なくないです。最近収集した、建築家村野藤吾が手掛けた建築設計図面は、内外から熱いまなざしが注がれています。

 また、京都市内の大学ミュージアムが協働する京都・大学ミュージアム連携の中心館として積極的に活動し、本学の美術工芸資料をひろく一般に公開しています。

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教員
館長 教授 並木 誠士
教授 平芳 幸浩
特任専門職 和田 積希

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