環境科学センター

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 近年、地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、PM2.5、廃棄物問題など様々な地球規模の環境問題が深刻化しており、その実態の解明と対策が国際的な緊急課題となっています。環境科学センターは、広い視野からこのような問題を取り扱う組織として、1992年に廃液処理施設を改組拡充し設置されました。
 本センターは、有害物質の処理設備と分析機器を備え、大学の教育・研究活動で生じる廃棄物の管理と処理、排出水の管理、学内外への広報活動など環境保全に関する業務・研究を行っています。さらに、地球規模の環境問題や安全管理にも対応するため、環境安全関連の研究・教育を積極的に推進し、環境安全マネジメントシステムの構築・維持・展開を通じて「環境安全マインド」をもつ人材育成に寄与しています。

■業務概要

  1. 大気環境や水環境の環境計測技術・環境動態解析・環境影響評価の研究
  2. リサイクル・環境保全・環境材料に関する研究、産官学との共同研究
  3. 環境科学に関する教育及び広報活動
    ・「地球環境論」「環境化学特論」など学部・大学院の環境関連科目の講義
    ・公開講演会「緑の地球と共に生きる」の開催、広報誌「環境」の発行
  4. 有機・無機廃液の分別指導と処理装置の運転管理
  5. 構内排水の定期分析と計測監視
  6. 3R(Reduce, Reuse, Recycle)のための廃棄物分別収集システムの構築と管理
  7. 環境安全マネジメントシステム(ESMS)の構築・維持・展開、ISO14001の運用・改善、ESMSの教育研修の実施
教員
センター長 教授 前田 耕治
副センター長 准教授 布施 泰朗

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