繊維科学センター

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 本学は、我が国の繊維科学・工学分野における人材育成と学術・技術の発展に多大な貢献を果たしてきましたが、平成18 年に同分野の教育研究を統括する独立組織として「繊維科学センター」を設立しました。これは、本学が展開する多様な教育研究組織と、より緊密に連携しながら繊維科学分野の教育研究を総合的に推進することを目的としたものです。また、平成27年度には繊維関連の教育・研究の組織として「繊維学域」・「繊維学系」が組織されました。本センターは、これらの組織と密接に連携しながら、本学がこれまでに蓄積してきた繊維科学・技術を引き継ぎ発展させながら、繊維関連の教育研究を行うとともに、新しい科学技術の開発を推進し、今世紀における繊維科学・工学分野をリードしていこうとするものです。

■業務
 本学に課せられた繊維分野における教育研究に対する社会的役割の重要性を鑑みるとき、新しい繊維科学・工学体系の確立をめざしながら深みのある繊維文化の醸成に寄与することが求められています。本センターでは、次のような目標のもとに活動を進めています。

  1. 多様性に富む本学の研究分野を幅広く巻き込みながら、広い分野における繊維科学の教育研究を重点的に進める
  2. 新しい繊維科学・工学体系を創出するとともに、繊維の新潮流を開拓して繊維に関する世界的な研究拠点とする
  3. 典型的な境界複合領域である繊維分野をカバーできる広範な知識と技術を有する人材を育成し、社会基盤の形成に資する
  4. 高度で高効率な繊維産業の実現と新しい繊維の市場社会の確立に貢献する
  5. 世界的な波及効果のある新たな繊維文化を我が国に構築するとともに、繊維を永続的な産業分野として発展させる
  6. 本学美術工芸資料館に所蔵された繊維関連資料の整理と調査ならびにそれらのデータベース化を行う

教員
センター長 教授 横山 敦士
副センター長 教授 奥林 里子

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