世界的な環境問題と循環経済への関心の高まりを背景に、高分子材料研究においてもリサイクルや循環型ポリマー開発が活発化しています。産業界ではELV規制に代表されるような法規制への対応が課題となっています。一方で、医用高分子は使用後に感染性廃棄物となる特殊性に加えて、製造・廃棄量が他用途の樹脂に比べて少ないことから、資源循環の取り組みはまだ十分に検討されていません。
本研究会は、医療材料廃棄物に関する知見や現状に詳しい研究者・技術者や、天然材料や分解性ポリマーの医療応用を目指した取り組みを進める研究者、法整備や支援事業に携わる省庁関係者などを講師として迎え、多角的な視点から医用高分子の今後の方向性を探ることを目的とします。
- 日 時
- 2026年3月5日(木)9:50~17:30 (開場 9:15)
- 会 場
- 京都工芸繊維大学60周年記念館 [会場へのアクセス]
- プログラム
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9:50~10:00 開会挨拶
10:00〜10:40 1) 血液透析膜とGreen Dialysis
山下 明泰氏(法政大学)
10:40〜11:20 2) ネットゼロ社会でのプラスチック製医療廃棄物︓医療廃棄物はどこが特別か?
石川 雅紀氏(叡啓大学)
11:20〜12:00 3) 生体と環境に馴染む薄膜エレクトロニクスの開発
藤枝 俊宣氏(東京科学大学)
13:30〜14:10 4) 医療廃棄物の適正処理について
切川 卓也氏(環境省)
14:10〜14:50 5) 植物由来ポリフェノールを利⽤した細胞外⼩胞の表⾯修飾
江島 広貴氏(東京大学)
15:00〜15:40 6) 天然構造多糖によるバイオメディカル機能の開拓
北岡 卓也氏(九州大学)
15:40〜16:20 7) 再製造単回使⽤医療機器普及に向けた規制科学-医療費削減と環境保全への取り組み―
野村 祐介氏(国⽴医薬品⾷品衛生研究所)
16:30〜17:30 パネルディスカッション
- 申し込み方法
- 申し込みはこちら
【申込締切日】2026年2月27日(金) 12:00
(締切以降は下記問い合わせ先まで)
- お問い合わせ先
- 繊維学系 教授 福島和樹
E-mail:fukusima[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)