美術工芸資料館企画展「大原女」ギャラリートークを開催しました

2月20日(水)、美術工芸資料館において開催されていた企画展「大原女-柴売りから観光資源へ-」の関連イベントとして、ギャラリートークと大原女衣装着付けのデモンストレーションが開催されました。
本企画展は、現存資料が少なく、正確な伝承が危ぶまれている貴重な「大原女」の文化について、一般に広く紹介し、京都伝統文化の伝承活動への一助とする とともに京都の観光資源「大原女」の広報活動につながることを目指し開催されたもので、イベント当日は、大原の風俗や文化に関心を持ち集まった多くの参加 者のもと、本学文化遺産教育研究センター特任准教授青木美保子氏他による解説が行われたほか、観光資源として「大原女」の文化の保存に取り組む大原観光保 勝会の協力により、実際にモデルに「大原女」の衣装を着付けるデモンストレーションが行われました。
参加者の方々はみな、よく類似のものとして間違われる「大原女さん」と「白川女さん」の違いや、「大原女」衣装が大原の女性の正装として用いられてきた文化等に興味深く耳を傾けていました。

青木美保子特任准教授(左)
の展示品解説
「大原女」衣装着付け
デモンストレーション
展示品の数々 大原観光保勝会から
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