京都「錦市場」 伊藤若冲生家モニュメント除幕式が挙行されました。

5月25日(土)、江戸中期に活躍した錦市場出身の絵師・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の生家の場所を示すモニュメントの除幕式が京都市中京区の錦市場で挙行されました。
このモニュメントは錦市場の活性化のため京都錦市場商店街振興組合が本学の中野デザイン研究室と協力して取り組んできた「伊藤若冲サイン計画」の一環として若冲の技法や絵を意識して制作されたもので、若冲の生家跡でもある錦市場の西入口角に設置されました。
除幕式は、門川大作京都市長、宇津克美京都錦市場商店街振興組合理事長、古山正雄学長、中野仁人准教授や若冲ゆかりの関係者の出席のもと行われました。
古山学長の挨拶のなかで、本学で以前から京都市内の他の商店街なども研究・活性化の対象としてとりあげてきた事例も紹介され、多くの市民や観光客が興味深く聞き入っていました。
今回の伊藤若冲生家モニュメントの完成により、昨年末からアーケードの中に展示されている若冲イメージの9枚のタペストリー制作と併せて、若冲を核とした錦市場全体の視覚統一の第一弾が完結しました。

モニュメントとタペストリーでよそおいを一新した錦市場入口 挨拶をする古山学長(左:中野准教授)
モニュメントとタペストリーでよそおいを一新した錦市場入口 挨拶をする古山学長(左:中野准教授)