本学教員が近鉄百貨店「あべのハルカス近鉄本店 タワー館」の  館内サインをデザインしました

 本学デザイン経営工学部門・久保雅義教授は、ユニバーサルデザイン(文化・国籍・年齢・能力などの差異にとらわれず、誰もが利用できる施設・製品のデザインのこと)の第一人者として、視覚障害者のスマートフォン利用に関する研究からまちづくりまで、さまざまな分野にわたってユニバーサルデザインの普及に尽力しています。今回は株式会社近鉄百貨店との共同研究として、6月13日にオープンする「あべのハルカス近鉄本店 タワー館」の館内サイン(案内掲示板)のデザインを担当しました。
 久保教授はサインについて、「初めてその地に来た人でも容易に行き先が分かるようなデザインにする必要がある。」、「高齢者や視力の良くない人でも見やすいデザインを考案した。」と語り、サインを見る人への久保教授の思いやりが、実際のデザインに生かされていることが強く感じられました。
 久保教授がデザインしたサインは館内約200箇所で目にすることができますので、皆さんも是非「あべのハルカス近鉄本店 タワー館」に足を運んでみてください。

久保教授がデザインした
わかりやすいご案内サインのひとつ(下)
久保雅義教授