COIヘルスサイエンス拠点のシンポジウムを開催しました

 平成28年8月22日(月)、京都工芸繊維大学COIヘルスサイエンスシンポジウムを開催しました。

 本講演会は「寄り添う“こころのケア”を支えるデザイン工芸の展望」と題して開催され、冒頭の森 肇理事・副学長の挨拶の後、下記の3氏よりご講演いただきました。更に、これまでCOIヘルスサイエンス拠点に携わった6つの研究事例紹介を行い、最後に森本一成拠点長の挨拶で幕を閉じました。

 ・招待講演「認知症の人と創る未来社会」
   京都府立医科大学大学院医科学研究科 成本迅教授

 ・特別講演「治す医療から治し支える医療へのシフトする時代に向かって」
   滋賀県立リハビリテーションセンター所長 野本愼一京都大学名誉教授

 ・特別講演「地域社会における聴力しょうがい者に対する手話による就労・生活支援:新潟県の事例」
   手話技能検定協会 神田和幸理事長

 本講演会には、本研究開発関係者のみならず、医療・介護・福祉関係者などを中心として、学内外から合わせて50名を超す参加者があり、医療福祉の現場で、寄り添う“こころのケア”がより発揮できるように、さりげなく、そして力強く支える物理的ケア環境を創造し、地域社会に溶け込む生活デザイン工芸技術の展望をテーマとした講演に、熱心に聞き入っていました。

  • 招待講演 成本 迅氏招待講演 成本 迅氏
  • 特別講演 野本愼一氏特別講演 野本愼一氏
  • 特別講演 神田和幸氏特別講演 神田和幸氏
  • 研究事例紹介をする西村雅信准教授(デザイン・建築学系)研究事例紹介をする
    西村雅信准教授(デザイン・建築学系)
  • 閉会の挨拶をする森本一成拠点長閉会の挨拶をする森本一成拠点長