インド工科大学グワハティ校とのセミナーを本学で開催しました

 平成28年8月3日~6日まで、日本学術振興会二国間交流事業(インドとのセミナー)ASP-16(持続成長可能な環境調和型社会形成に資する高分子材料の新展開に関する国際シンポジウム)を開催しました。

 開催に先立ち、セミナーの講演者でもある同校学長のGautam Biswas(ゴータム・ビスワス)博士らが、古山学長と懇談しました。懇談では、同校におけるバイオベースマテリアルの研究環境について説明があった後、社会における当該材料の活用場面や今後の研究の方向性について意見を述べ合い、今後も活発に交流を行っていくことを互いに確認しました。

 また、セミナーでは、インドを始め、スペイン、アメリカから講演者をお招きし、「食品製造過程で出る廃棄物から新しく高分子材料を作製する研究」や「ポリエチレンテレフタレート(PET)分解菌に関する研究」、「セルロース、シルクのナノクリスタルを用いたナノコンポジットの作製に関する研究」、「バイオベースマテリアルの研究開発現状と今後の動向」についてのご講演をキーノートレクチャとして行って頂きました。総数131名が集い、多種多様なバイオベースマテリアル材料の開発とその用途展開について、活発な議論が展開されました。

  • 懇談の様子懇談の様子
  • 懇談後の記念撮影懇談後の記念撮影
  • セミナー参加者の集合写真セミナー参加者の集合写真
  • ポスターセッションの様子ポスターセッションの様子