KIT Summer Institute 2016を開講しました

 平成28年8月10日にマレーシアパハン大学(マレーシア)から25名の学生と5名の教職員を迎え、KIT Summer Institute 2016と題したサマープログラムが開催されました。

 午前中は、分子化学系の池田裕子教授より「天然ゴムの謎」について、また、電気電子工学系の高橋和生准教授より「微粒子プラズマの無重力実験」についての講義があり、参加学生より様々な質問や意見が活発に投げかけられました。
 また、文化交流を目的に本学の日本人学生6名が参加し、マレー語と日本語を学生同士で教えあいながらチームに分かれて記憶力を競うゲームを実施し、大変な盛り上がりをみせました。文化交流のイベントでは同大学の学生はインド、マレー、中国の民族衣装に、また、本学の学生は浴衣に着替え、それぞれの衣装についても学びました。午後からは、機械工学系の射場大輔准教授、分子化学系の亀井加恵子教授の研究室を訪問し、教員および本学の学生や留学生から研究についての説明を受け、同大学の学生らは熱心に研究内容について聞いていました。

 1日という短いプログラムでしたが、「様々な経験や交流が出来たことに大変満足した。」「本学の大学院を受験したい。」という参加学生の声が多く聞かれました。同大学の教員からは本学と学術的な交流を始めたいという要望もあり、このような短期プログラムが大学間の国際交流および留学生誘致を促進させる可能性を示唆する結果となりました。

  • 池田教授の講義の様子池田教授の講義の様子
  • 研究室訪問にて質問する参加者研究室訪問にて質問する参加者
  • 学生交流ゲームの優勝チーム学生交流ゲームの優勝チーム
  • 民族衣装を着た参加学生と教員民族衣装を着た参加学生と教員