KYOTO Design Lab
フランク・コークマン氏がDutch Design Awards Young Designer部門のファイナリストに選ばれました

 フランク・コークマン氏が、KYOTO Design Lab(D-lab)デザイン・アソシエイトとして本学在籍中に実施したプロジェクトを含むこれまでの活動が評価され、栄誉あるDutch Design Awards (DDA) Young Designer部門の2017年度ファイナリストに選ばれました。
 D-labと協力して開発した2つのプロジェクトが、この賞の選考理由になっています。

 フランク・コークマン氏は、英国王立芸術学院(RCA・デザイン・インタラクション)に学び、2015年10月よりデザイン・アソシエイトとしてD-labに在籍したオランダ人デザイナーです。D-labのジュリア・カセム特任教授の監修のもと、フランク氏と本学応用生物学系の山口政光教授、日本シャルコー・マリー・トゥース病センター、京都府立医科大学との共同研究として開発した「Designs for Flies-家庭用疾患治療薬スクリーニング・キット」は、2016年にはDutch Design Awardsのサービス・システム部門を受賞しています。
 今回は「Designs for Flies」を含め、クリティカル・デザイン、スペクラティヴ・デザインの文脈におけるこれまでのコークマン氏のプロジェクトが評価され、Young Designer部門の2017年度ファイナリストに選ばれました。

 最終的な受賞者は10月に発表予定です。D-labのウェブサイトには、選考委員による選評の翻訳が掲載されています。ぜひご覧ください。http://www.d-lab.kit.ac.jp/news/2017/dda-finalist/

  • photo:Juuke Schoorlphoto:Juuke Schoorl