KYOTO Design Lab
D-labデザイン・アソシエイトのジョン・マクネア氏とD-labが開発したテキスタイルが、アメリカで展示されました

 平成29年7月25日(火)~29日(土)、アメリカ・ソルトレイクシティにて開催されたテキスタイルの展示会「Outdoor Retailer Summer Market 2017」において、D-labが2016年度D-labデザイン・アソシエイトのジョン・マクネア氏と開発したテキスタイル「S++」が、デュポン ソロナRのブースにて展示されました。
 「Outdoor Retailer Summer Market 2017」は、幅広い層の人々が一堂に会する、業界最大級のアウトドアスポーツ展示会です。

 「S++」は、ジュリア・カセム KYOTO Design Lab 特任教授の監修のもと、本学先端ファイブロ科学専攻およびバイオベースマテリアル学専攻、京都府織物・機械金属振興センター、デュポン・スペシャリティ・プロダクツ株式会社の協力によって、D-lab デザイン・アソシエイトのジョン・マクネア氏とD-labが共同開発したテキスタイルです。このテキスタイルは、京都の伝統的な絹織物である縮緬(ちりめん)の構造を再構築し、トウモロコシからつくられるバイオベース再生素材である「PTT」と絹とのハイブリッドによって開発されました。ちりめんの織り構造を多様化することで、ヘルスケアやアウトドアをはじめ、さまざまな分野への活用が期待されています。

「S++」については以下をご参照ください。
[インタビュー]D-lab デザイン・アソシエイト・プログラムの問い「デザイン・クエスチョンズ展2」を通して

  • 写真提供:デュポン ソロナR写真提供:デュポン ソロナR
  • 写真提供:デュポン ソロナR
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