平成29年12月15日（金）、本学の機器分析センターは「機器分析センター市民講座　先端技術講座『最先端技術でものを観る』」を開催しました。
　本講座は、同センターによる社会貢献活動の一環として、一般市民・企業の技術者や研究者・大学生等を対象に毎年開催されているもので、最先端技術について本学教員が専門家の立場から解説を行うものです。

　堤直人 機器分析センター長の開会の挨拶ののち、材料化学系 則末智久 准教授（当時 現教授）による講演が行われました。講演は「新しい超音波法で観る微粒子分散系の世界」をテーマに行われ、則末准教授が開発した液体中に浮遊する微粒子を評価する技術を適用した微粒子研究についての紹介がありました。続いて行われた材料化学系 中西英行 准教授による講演「新しいナノ材料の創出」では、電気化学キャパシタや、物体を導体に変える新しい原理についての紹介がありました。

　会場には学内外から約40名の参加があり、講演後には活発な質疑応答が行われるなど、本講座は盛況のうちに終了しました。

• 則末准教授（当時）の講演の様子
• 中西准教授の講演の様子