本学の事務職員、太田美紀子さんは、2018年6月に北海道の湧別町をスタートし、佐呂間町を抜けて常呂町に至るコースで開催された第33回サロマ湖100kmウルトラマラソンにおいて女子総合2位、記録7時間44分1秒で完走しました。同大会は、IAU100km世界選手権2018日本代表選手選考対象大会となっており、9月8日にクロアチアのスベティマーティンにおいて開催される世界選手権日本代表選手に内定しました。
太田さんは、今まで日本代表として2010年ジブラルタル大会、2012年イタリア大会、2015年オランダ大会、2016年スペイン大会と4度100kmの世界選手権を走っており、今回のクロアチアが5回目となります。
世界選手権で日本代表に選出されるようなトップアスリートの大半はメーカーサポートを受けていますが、太田さんは国立大学の事務職員として働きながら日々の練習を欠かさず果敢に世界に挑んできました。特に前回2016年11月にスペインのロスアルカサレスで開催された世界選手権では、日本人トップの女子総合5位で入賞し、各国上位3名の合計タイムで争う女子団体戦において優勝、金メダルを獲得しました。
クロアチアでは、前回を上回る成績が期待されており、本人も「良い結果を残せるよう夏場の練習を工夫したい」と意気込んでいます。