産学連携協力会 総会・講演会・交流会を開催しました

 京都工芸繊維大学は6月19日(火)、ホテル日航プリンセス京都において、産学連携協力会総会・講演会・交流会を開催しました。

 本学は、第3期中期目標期間における重点的な取り組みとして、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色を生かした教育研究を推進するとともに、人材育成や地域課題を解決する取り組みなどを通じて地域に貢献することを目指しています。

 「京都工芸繊維大学産学連携協力会」は、その具体的な取り組みの一つとして、地域社会、特に地域産業界の更なる発展を目的にして、企業との橋渡し役を担わせるために設置しているものです。

 近年は、これまでの研究を中心とした活動に加えて、インターンシップなどの教育事業も含めた幅広い産学連携を展開していくために、大学自らも積極的に産学連携協力会の運営に関わって活動を活性化させています。

 平成26年度末の入会企業数は68社でしたが、2年後の平成28年度末には134社と倍増、平成29年度に更に積極的な勧誘活動も行ったことから、平成30年5月末時点で327社、3年間で5倍に増加しています。

 講演会では、情報工学・人間科学系 岡 夏樹 教授より、「人工知能技術の現状・今後の見通し・社会へのインパクト」と題した講演が行われました。大手企業の技術者や企画部門の方、中小企業の経営者や営業部門の方など140名が参加されました。

 講演会終了後にはパーティ形式の交流会を開催し、会員企業、自治体・支援機関の関係者、大学教職員など約150名が参加し、活発な情報交換・意見交換が行われました。

  • 総会・講演会会場の様子総会・講演会会場の様子
  • 交流会での森迫学長の挨拶の様子交流会での森迫学長の挨拶の様子