11月20日(火)、ヘルスサイエンス系の教育研究の連携に関する協定を締結している本学、京都府立医科大学、京都府立大学及び京都薬科大学による第8回4大学連携研究フォーラムが、京都府立京都学・歴彩館等において開催されました。
このフォーラムは、4大学の教員や研究者、学生等が一堂に会し、お互いの研究内容に関する情報交換等を実施することにより、学術交流を促進し、4大学の研究活動の活性化や研究基盤の強化に資することを目的とするもので、平成17年度から3大学連携研究フォーラムとして始まり、平成23年度から京都薬科大学が加わり、4大学としては第8回目の開催となりました。
今回は「ヘルスサイエンスの総合化」をテーマとして開催され、築山崇京都府立大学長による開幕の挨拶の後、京都華頂大学教授 武曾惠理(むそうえり)氏による「男女共同参画による豊かなキャリアパス実現に向けて」と題した基調講演及び4大学連携による共同研究成果発表が行われ、参加者たちは熱心に聞き入っていました。
また、ポスターセッションでは、4大学の教員や研究者、学生等が出展したポスターを前に活発な意見交換や情報交換を行い、学生部門における優れたポスターに対しては、京都府立大学長より賞状と副賞が贈られ、盛況のうちに幕を閉じました。本学からは、博士前期課程の渡 優有さん(機能物質化学専攻2回生)の「ピレンプローブを利用した細胞中microRNAの簡便定量法の開発」が最優秀賞に選出されました。