平成30年度 第1回 教員FD研修会を実施しました

 平成30年11月22日(木)、本年度第1回目となる教員FD研修会を開催し、教職員76名が参加しました。

 第1部ではスーパーグローバル大学創成支援 (SGU) 事業において実施している「海外教育連携教員派遣事業」の成果報告を実施し、第2部では障害のある学生への合理的配慮に関する講演・パネルディスカッションを行いました。

 冒頭、森脇一郎総合教育センター教育評価・FD部会長の開会挨拶に続き、『海外教育連携事業における教員派遣』と題し、昨年度海外大学へ派遣された教員から、現地で実施した教育活動の概要や、本学の教育方法との比較、今後の展開などについて発表が行われました。参加者からは「各大学、各分野の特性がわかり興味深いものであった」「自分が渡航する時の心構えを知ることができ、大変参考になった」といった感想が聞かれ、本事業の意義を再確認する機会となりました。

 続いて第2部では、『障害のある学生への「合理的配慮」 ~発達障害・精神障害学生への有効な支援方法とは~』というテーマで、本学の合理的配慮の実例について、藤川洋子アクセシビリティ・コミュニケーション支援センター長による講演の後、障害のある学生本人とピアチューター、担当教員、児童精神科医を交えたパネルディスカッションを行い、課題や解決方法の情報共有を図りました。参加者からは「実際の関係者の生の声を聞けて良かった」「前向きな学生の話を直接聞けて感動した」といった感想が寄せられました。

 最後に、森脇一郎総合教育センター 教育評価・FD部会長から閉会の挨拶と共に、各課程・専攻等において参加されたFD部会委員(副課程長、副専攻長、副学科目長)をリーダーとして、本研修会の資料を用いた2次的な研修会等を実施するよう依頼があり、盛況の内に研修会は終了しました。

  • 森脇FD部会長による挨拶森脇FD部会長による挨拶
  • 麻生准教授による米国での活動報告麻生准教授による米国での活動報告
  • 池側教授による英国での活動報告池側教授による英国での活動報告
  • 藤川アクセシビリティ・コミュニケーション支援センター長による講演藤川アクセシビリティ・
    コミュニケーション支援センター長による講演
  • パネルディスカッションの様子パネルディスカッションの様子
  • 熱心に講演に聞き入る参加者熱心に講演に聞き入る参加者