繊維科学センター主催アジア・アフリカ学術会議を香港にて開催しました

 2019年3月4日から6日に、繊維科学センター主催の第11回アジア・アフリカ「ネオ・ファイバーテクノロジー」学術会議を香港理工大学にて開催しました。

 アジア・アフリカ「ネオ・ファイバーテクノロジー」学術会議はJSPSのアジア・アフリカ学術基盤形成事業により、2007年から2009年にかけアジア・アフリカ地区の繊維分野の研究教育を行う7つ大学のコラボレーションで6回が開催され、事業終了後も引き続き連携の強化を図るため隔年で開催されてきました。今回は11回目の新たな出発として、新しい大学や機関も加え12の大学・機関(ヘルワン大学(エジプト)、ハノイ工科大学(ベトナム)、オーストラリア国立大学(オーストラリア)、モンゴル科学技術大学(モンゴル)、パムッカレ大学(トルコ)、ラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校(タイ)、Kerala State Industrial Enterprises Ltd.(インド)、嶺南大学校(韓国)、東華大学(中国)、浙江理工大学(中国)、香港理工大学(中国)および京都工芸繊維大学(日本))が、地理的に中心近くに位置する香港へ集まりました。

 アジア・アフリカ地区の繊維産業は成長産業であり、参加者は熱心に講演を聴講し、非常に有意義な議論がなされました。

 会議の最後に、これまでと同様に繊維研究・教育・産業へ尽くしながら、参加12大学・機関が引き続き協力体制を保ち更に発展へと尽力すべく、共同宣言を行いました。

  • 共同宣言を終え記念撮影共同宣言を終え記念撮影
  • 12大学・機関による共同宣言署名の様子12大学・機関による共同宣言署名の様子
  • General Chair繊維科学センター長 佐久間淳教授の挨拶General Chair繊維科学センター長
    佐久間淳教授の挨拶
  • General Chair香港理工大学 ジョンシン教授の講演General Chair香港理工大学
    ジョンシン教授の講演