平成31年3月8日(金)、本年度第2回目となる教員FD研修会を開催し、教職員62名が参加しました。
第1部では、e-LearningシステムやTV会議システムなどのネットワークサービスを活用した授業に関する講演を実施し、第2部では特定非営利活動法人グローカル人材開発センター事務局長の中谷真憲氏をお招きし、COC+事業で実施することとしている地域企業等でのインターンシップへの参加を促進する観点からの講演を実施しました。
冒頭、森脇一郎総合教育センター教育評価・FD部会長の開会挨拶に続き、『e-Learning・TV会議システムなどネットワークサービスを活用した授業』と題し、島﨑仁司電気電子工学系准教授からネットワークサービスを活用した授業の例として、Webベースの学習管理システム Moodle、および授業を補足する解説動画の作成と使用例、中丹地区社会人教育におけるTV会議システムを使った授業の紹介と、森真幸情報科学センター助教から情報科学センターが提供しているサービスについての説明がありました。参加者からは「学生実験のレポート受理通知の形で活用できそうに思う」「実際の授業にMoodle、TV会議システムを取り入れた状況がよくわかり、大変参考になった」といった感想が聞かれ、本事業の意義を再確認する機会となりました。
続いて第2部では、『京都発人材育成エコシステムの創り方』というテーマで、特定非営利活動法人グローカル人材開発センター事務局長の中谷 真憲氏をお招きし、京都において地域社会で人を育てるエコシステムの実践に取り組むグローカルセンター6年の歩みの紹介がありました。参加者からは「大学と社会・企業の関係性、相互作用について根本的な意識改革を迫る内容で、大変興味深く聴講した」「大学の置かれている現状、課題について考えさせられた」といった感想が寄せられました。
最後に、森脇部会長から閉会の挨拶があり、盛況の内に研修会は終了しました。
森脇部会長による挨拶
島﨑准教授による講演
森助教による説明
グローカル人材開発センター事務局長
中谷氏による講演
熱心に講演に聞き入る参加者
質疑応答の様子