KYOTO Design Lab[D-lab]が、2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。
D-labは、デザイン学と建築学の分野を核とした他のエンジニアリング分野との協働により、デザインを基軸としたイノベーション創出と人材育成を国際展開する教育研究拠点として整備されました。
竣工以降、デザインを中心とした共同研究やワークショップの開催などの様々な国際共同事業の活動の場として利用されています。
グッドデザイン賞担当審査委員からは、以下のとおり評価されました。
デザインと建築を柱とする領域横断型の教育研究拠点。敷地は、既存校舎と、隣地にある住宅地までの幅8メートル、長さ100メートルの細長い隙間のような場所であり、隣地への影響を抑えるために2.4メートルと小さな片流れ屋根のユニットが連続する空間となっている。
近年、デザイン、建築の分野では3Dプリンタ、NCルーター、レーザーカッターなど、新たな技術が次々に生まれているが、日本の大学ではその技術を上手く取り込めていない。
KYOTO Design Labは、まさにこれらの状況を打破するものとしても期待される。
担当審査委員|永山祐子、浅子佳英、林厚見、山梨知彦
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